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〜桜菜side〜
紫「水希、出だしちょっとはやいよ」
夢「あ、ごめんっ」
紫「琴葉は中盤のドラムの音もう少しおさえて」
川「はーい」
紫「梨葉はもっと大胆に」
宇「あ、うん」
紫「Aはもう少し音聞いて｡極わずかだけどずれてる」
桜「うんっ」
美桜が気合い入ってる｡ドーム公演決まったからかな
ドーム公演の前に1本ライブも入ってるし…
頑張らなきゃっ
すると、
マ「みんな、集まって」
マネージャーだ｡なんだろう…
マ「次のライブまであと2週間、時間がない｡今回、新曲を2曲披露する予定だったけど、1曲にしようと思う」
皆「えっ…」
桜「ま、待ってください｡あと2、3日で出来るんです！」
マ「出来てからの練習時間が少ない｡中途半端は嫌だろ」
紫「いえ、私達はできます！」
宇「そうですよっ」
マ「もうこっちで決まったことなんだ…｡みんなには悪いと思ってる特にAには…｡でも、今回のライブで歌わないだけで、ドーム公演の時には歌える｡だから、そんな落ち込むな」
桜「そう…ですねっ終わりじゃないですから」
紫「ちょ、A…」
桜「大丈夫だよ、さあ練習しよ！」
紫/夢/川/宇「っ…うん｡」
新曲2曲のうちの1曲はいつも通りガンガンせめていく感じの曲をつくった｡
『fleur ring』のまた新たなる1歩として書いた曲だ｡
でも、今私が作っている曲は、道の外れた曲｡
いつもとは違う『fleur ring』を伝えたくて書いた｡
でも、それが次のライブで披露できない…｡
前にも間に合わなくて披露しなかったなんてことがあった｡でもその時は全然普通で…
でも今回は…どうして、こんなに胸が苦しくなるのだろう…｡
いつの間にか目が熱くなっていて頬を触ってみると涙を流していた｡
紫「A…大丈夫？」
桜「あはは…うん、ちょっと1人になりたいから外行ってくるね」
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作者名：ふらわぁ♪ | 作成日時：2017年8月22日 19時
