続き ci side ページ23
．
だいぶ蒸し暑くなってきた夏の夕暮れ時
俺とショッピ君は授業を終わらせ、今は旧校舎に向かっとる。
ci「あーーー、火曜日が1番だっるいわぁ。」
shp「しゃーないでしょ、集まりがあるんやから。てか普通月曜日が1番だるいやろ。」
不良のくせに真面目に学校行き過ぎや、と隣でイラつきながらもツッコミを入れてくるショッピ君。
どうやら昨日未読スルーしたのを未だに根に持っとるらしい。
ちゃうやん、月曜日は俺の生きがいなんや許してくれ。
ci「集まり言うてもどうせトントンさんとロボロさん以外の子分は誰もおらんやん。」
shp「あの人らは下っ端を育てたがりやからな…正味俺らもいらんとは思うけど………って、何やあれ。」
ci「ん？」
学校側を歩いてたショッピ君が、俺の方より先を見つめながら足を止めたのにつられ、同じように俺も足を止める。
彼の見つめていた方を見ると、他校の奴らが何かを囲みながらずらずらと校門から出て行くのが見えた。
あれは確か…
ci「亜風呂高校の奴らや…」
shp「あ、あふろ？」
亜風呂高校、確かやばい1年が入って一気に強くなったって聞いた事ある。
…ん？そういえば昨日AさんがLINEで何か言ってたような。
嫌な予感が走り、急いでLINEを開いて文章を読み直す。
〔ロボロが亜風呂高校の生徒に喧嘩売ったらしい。そこのトップがロボロ狙ってるらしいからチーノも気をつけてね。〕
shp「…は？ちょ、これって。」
一緒にスマホを覗き込んだショッピ君が訝しげな顔でこちらを見てくる。
あかん、これ最後の文章しかまともに読んどらんかった！
Aさんに緊急のLINEを入れてスマホをしまう。
とりあえず先に
ci「ショッピ君、旧校舎向かわな…！」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2559人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
まこち(プロフ) - コメント失礼しますm(*_ _)m語彙力が無く表現しきれないので一言言わせてください!!この物語超大好きです( *ˊᵕˋ*)終わりってなってるんですが何があったんですか!?気長に続き待ってます!! (4月5日 10時) (
レス) @page35 id: 405ac979a6 (このIDを非表示/違反報告)
ﾋﾟﾎﾟｫ - 探してて見つからなかったので消してしまったのかなと寂しくなってましたが、見つけられてさらに更新されていてとても嬉しいかったです!!もう一度一気見させて頂きました！大好きです！神！ (1月14日 20時) (レス) id: b850551de1 (このIDを非表示/違反報告)
いちごおしちゃん☆(プロフ) - 最高ですね！！ヤンキーのd!も良いですね！！体調に気をつけて更新頑張ってください！！応援してます！！次の更新が待ちどうしいです！！ (7月18日 7時) (レス) @page35 id: 44c7a03b53 (このIDを非表示/違反報告)
トキシグレ(プロフ) - おかえりなさい！！この作品ほんとに大好きなので、いつまでも待ち続けます！フラスコさんのペースで頑張ってください！ (7月5日 17時) (レス) @page35 id: 0d4193d534 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - お帰りなさい。待ってました。呑気に待ってます。 (7月5日 14時) (レス) @page35 id: 95a1685357 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：フラスコ | 作成日時：2020年12月3日 3時
