［d!］おい、先生と呼べ。［学パロ］

裏情報 ページ19

あーもっと休みたい…。


野球をした日から3日目、国民揃って大嫌いであろう月曜日だ。
職員室にいる先生方も若干顔が死んでいる。

この大事な休日は何をしていたかと言うと、野球で筋肉痛になった体を癒していた。
うーん歳を感じる…適度な運動が必要かもしれないな。


ピロン

ん？

どうやら自分のスマホが鳴ったらしく、チラっと確認するとチーノから連絡が来ていた。
あぁ、そういえば交換したんだったっけ。
何だろうと思いロックを開いて確認する。

［情報入ったんで昼飯一緒に食いましょう！］

おーい優秀か〜？
昼休み屋上の扉前集合とすぐに返信しマナーモードにした。


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『んじゃあ昼休憩〜。』


はぁ、疲れた


教材を片して2-Dの教室をさっさと出る。
ぺんちゃんのクラスは相変わらず不登校が半分くらいいるのに反してか、残りの半分が真面目に聞く子ばかりで少し緊張してしまった。

2-Dの女の子に「猿山先生と天乃先生、どっちが好きなの？」とか直球で聞かれたのはガチで驚いたな。
もちろん「どっちもlikeだよ、ただの同僚」と笑顔で返しておいた。
女の子に安心したような顔でそっか、と言われたけどダメだからね？教師と生徒だからね！？

今度の飲み会で注意しとこ。


今日は先に着いておこうと思い、すぐにお弁当を持って階段を上がると、最上段でチーノが座って待っていた。

はっや

ci「あ！今日は早かったですn『しっ！！』ｽﾝﾏｾﾝ」

私に気づいた瞬間大きな声で喋るチーノをキッと睨む。
何か後ろでかっこええ〜とか聞こえるんだけど、
全く反省してないなコイツ！


ヒヤヒヤしながらも屋上に上がり、一応周りを確認してからお弁当を開く。

ci「めっっっちゃ美味そうやないですか！」

『ん？食べる？』

ci「へ！？ほんまですか？」

『うん、その代わりそっちのもちょーだい。』

ci「ええですよ！」

元気そうにお弁当を捧げてきたチーノ、え、私のより豪華で美味しそうじゃん！

全部美味しそうだねと言えば、何故かお弁当交換を提案された。
断る理由もなかったから了承すると飛んで喜ばれる、待って毒とか入れてないよね？

というか、

『チーノって料理できたんだね。』

ci「んん"っ！！お、親が丁度休みだからって来とったんですよ。」


あぁなるほど。

ci「そんなことより俺とっておきの情報持ってきましたよ！」

『おっ、何何？』

ci「シャオロンさんの中学時代の話です！」





ー「あいつの友達になったってや。」ー

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