続き ページ12
『んで？いきなりだけど本題に入ろうか。』
ci「ほんまいきなりっすね…」
オムライスをひたすらもぐもぐするチーノには悪いが、スパイとして何をするつもりなのか気になる。
水をぐいっと飲んで一息ついた後、彼は眼鏡をインテリっぽくクイッと上げてから話始めた。
ci「ここのヤンキー風潮を終わらせるって事は、つまり今の番長と9人の子分を更生させる事が目的になりますよね。」
『9人か、案外規模小さいな。』
ci「あーえーっとなんて言えばええかなぁ、せや！前番長やってた時に四天王いましたよね？そんな感じの奴らが9人おるんすよ。」
『いすぎだね、うん。』
マジかナメてた、9人もらっだぁとかぺんちゃんみたいなのがいるって事？
ってことはその下にまだまだ沢山いるのか…
……いや、えぐいて！！
ci「番長は俺も見ましたけどあれは一筋縄じゃ動かないです。」
『うん、私を人として見てないような目してたし。』
ci「なのであの人が入れ込んでる9人を先にどうにかするって感じですね。」
そうだ、それは私も思った、9人までは知りませんでした有難うチーノ。
ci「メンバーをざっと見た感じなんですけど、なんでこの人不良やってんだ？って人もいましたし、もしかしたらそこから掘り進めば案外簡単にいけるかもしれません。」
『ふーんなるほど？』
ci「そこで、です。とりあえず俺はソイツらの信頼を得るために、雑魚を片っ端から叩いて10人目の子分になれるようにしますわ。」
子分になればより情報も集めやすいだろうとのこと。
『にしても随分余裕そうだね？』
ci「まぁ元祖番長の子分みたいなもんでしたから？」
ニヤッと笑ったチーノの顔は悪戯っ子そのもの
というか入学式の段階でそこまで把握できるか？普通。
なかなかの曲者に育った彼を見て、敵じゃなくて良かったと心から安堵した。
ci「どうですスパイ、雇うしかないでしょ？」
『ぜひお願いしたいね！』
ci「んふふ、じゃあ手間賃の代わりにAさんって呼ばせて下さい！」
『うん？？』
ちょっとまて、どう言う事だ。
は？という顔でチーノを見れば、それくらい無いと頑張れへんもん！と嘆かれる。
意味がわからん。
うーんただ、彼の助けがないと目的への進行度にかなりの差が出るし…
もーしょうがないな！
『わかった分かった！学校外と、チーノが制服着てない時なら良いよ。』
諦めたように言うと、パァッと笑顔で喜ぶ巨人
さらに耳と尻尾がはっきり見えたような気がした。
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狸(プロフ) - フラスコさん» 鼻血拭いてくれた…ママっ！！！(((は？)最近寒くなって来てるので体調にはお気をつけながら更新頑張って下さいね！無理して風邪ひいたりしたら大変なので！走り抜けるのを応援します！ (2020年12月10日 21時) (
レス) id: 73e2984c97 (このIDを非表示/違反報告)
フラスコ(プロフ) - 狸さん» ありがとうございます鼻血吹きます（フキフキ）手を止めきらないように走り抜けます！コメント感謝です！！ (2020年12月10日 20時) (レス) id: 3b8f60e517 (このIDを非表示/違反報告)
狸(プロフ) - いやもう最高です(鼻血)不快なんてとんでもない！逆にふんふんしてます(キモ)これからも頑張ってください！応援してます！ (2020年12月6日 21時) (レス) id: 73e2984c97 (このIDを非表示/違反報告)
おーいお茶ゃゃん - 私も大好きだぁー。これからも頑張ってください！応援しています！ (2020年12月3日 21時) (レス) id: 8cbf6f4060 (このIDを非表示/違反報告)
漣(プロフ) - 良いぞもっとやれ!青春楽しんでいけぇ!? (2020年12月3日 18時) (レス) id: 2c758a340b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：フラスコ | 作成日時：2020年10月31日 12時
