【REBORN】ゲーマー少女と睡眠系保護者【合作】

生意気少女の電子器具12 ページ23

「雲雀さん…大丈夫かなぁ？」

「え？」

沢田先輩が思い出した様に言う。

え？雲雀さんがどうかしたんですか？

「沢田先輩、何で雲雀さんの心配を？」

私がカッと目を見開く。ちょっと沢田先輩。そんな化け物を見るような目は止めて下さい。

「え、えと…雲雀さん、監 禁 されてるっぽいんだ…」

監 禁 。その言葉を聞いた瞬間私に雷が落ちた

「監…禁…だと！そんな…！そんな…！」

まさか雲雀さんは悪質なス,トーカーとかに狙われていてそのス,トーカーはきっと雲雀さんが来るように仕向ける為こんな事件を起こしたのかも…！

※違います

でも…何故雲雀さんを？

ス,トーカーは男っぽいですし…

ス,トーカーは雲雀さんを女と勘違いしたんでしょうか。

ありえるかもです…

……。雲雀さん、言われて見れば細いですし。

雲雀さん、結構女顔かもです。

雲雀さん、美人ですよね…

再び私の体に雷が落ちる

「ッ、待ってて下さい！雲雀さん！詩乃銀が…詩乃銀が今貴方の所へ！」

「え、ええええ！？ちょ、詩乃銀！」

勝手に自己完結したひまりはただ何処かへ光の様な速さで走って行った。

「リボーン…詩乃銀どっかいっちゃったんだけど！？」

「馬鹿ツナめ。ひまりは雲雀が好きなんだぞ」

「え、ええええええ！？！？」

「きっと雲雀が女と勘違いされて誘拐された…そんな事考えて飛び出したんだろうな。」


「何その発想！？」

*

「ゼェ…ゼェ…」

雲雀さんを探して三十分程たった。

何処に居るんです…？雲雀さん！

(ううぅ…雲雀さぁん…)

(何処に居るんですか？(ぐすっ)

(居たら返事して下さいよぉ…)

Continue…

保護者の睡魔１２→←保護者の睡魔１１

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す