【ヘタリア】あの日、あのとき【都道府県】

５話 ページ6

ｶﾞﾁｬ


だれだと思うと振り向くと


「君が宮城ちゃん!?」


「こんなかわいい子がいるなんて…君は空から降りてきて天使か?」


茶髪の兄弟のような方に口説かれ(?)ている。


『…あ、はい。宮城ですけど…?』


するとそのあとすぐ、金髪でムキムキそうな人と茶髪で髪がふわふわしている方が出てきた。


「イタリア!早めに来るのは良いことだが、仕事場で口説くな!」


「ロマ〜、かわいい子いたん?あ、ほんとや〜!かっわええ!」


『み、みなさああん…』

ついつい助けを呼んでしまう。


「今口説いたのが、イタリアさんとロマーノさん。」


「その後ろにいる二人はドイツさんとスペインさんですよ。」


東京と日本が説明してくれるが、まだくるん二人の区別がつかない。


『…あ、スペインさんって江戸時代に来た…?』


「せやで!ポルトガルに先こされたけどな…」


鹿児島や、長崎から少し話は聞いている。


『緑の目ですっごい綺麗な方…って。』


「ｳﾞｪｰ、スペイン兄ちゃん良いなぁ。」


「お前だけずりぃぞｺﾉﾔﾛｰ」


「まぁまぁ。早めに着いたんですし、何か飲みますか?」


双子のような人の区別は少しついた気がする。


まだ連合が来ていない。

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