４月のようなこころ【反応集】

◎もしかして、嫉妬？ ページ32

◎お題箱からのリクエスト

君に貰った熊のぬいぐるみ、可愛くてつい抱きしめちゃう

Nkm

「ね〜え〜…ここに彼氏さんいますけど〜？」
君から貰ったほんのり水色の可愛いぬいぐるみが抱き締めるのにちょうどいい大きさで、ついつい手持ち無沙汰になると抱き締めてしまう
今日も抱きしめながらスマホを眺めていると隣に座った彼氏様がちょっと拗ねた顔をしてぬいぐるみをつつく
抱きしめ心地よくてと呟くと俺の方が良くない！？と張り合ってくる
「はい、こっちね！」
ぬいぐるみを取られて空いたスペースにスッと彼が入ってきた
ご満悦のようで犬のように肩に顔を埋めている
ぬいぐるみは彼女の手の届かない棚の上の方に置かれるようになる

Br

「僕の彼女のこと独占してるの誰ですかぁ〜」
ソファで貰ったぬいぐるみを抱きしめながらうつらうつらとしていると、横に誰か来る感覚
ぼんやりと目を開けるとぬいぐるみを抱きしめる手を緩めようと試みる彼の姿が
眠いので無抵抗でいるとあっという間にぬいぐるみを奪われ、彼が空いたスペースから腕を滑り込ませガバッと抱きついてきた
「君専用の抱き枕で〜す」
あったかくて優しく抱きしめる彼に寄りかかるとあっという間に意識が落ちていく
起きた時にはぬいぐるみはショーケースのようなところに入れられている

Shk

「…いつまで抱きしめてんの」
抱きしめてたいと言うと代わりに渡されたぬいぐるみをずっと抱きしめていると不服そうな彼氏さんの登場
代わりに抱きしめてればって言ったから、と不貞腐れて見せれば頬がぷくっと膨らむ
「……俺はお前専用だけど」
たっぷり溜めてから静かに言い放ってぬいぐるみを奪い取り代わりに腕の中に滑り込んできた
顔を肩に埋めているからわからないが、耳が真っ赤なのできっと顔も真っ赤なのだろう
以前よりも積極的に抱きしめて来るようになるからしばらくしたらぬいぐるみの存在なんて忘れてる

.→←.

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す