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「お前いつそんな事を…」
「取材で陸軍の特殊部隊に体験入隊した事があるのよ。実戦さながらの訓練を受けたわ」
「これは訓練じゃない…実戦だよおばさん。でもあんたの言うことは的を獲てる。相手も恐らくその手で来るだろう」
「分かっててやるわけ！？」
無言になるアッシュにその場の雰囲気が若干重くなる。
『捨て駒になる気は無いからこの作戦で行くんだろ』
俺は7区に向かい始めている奴らに混じって一緒に外に出た。途中で変え弾やら銃の予備やらを一式持たされ正直動きづらい。暫くするとシン達がやって来てざわつき始める。
「あれ、アッシュは？」
『もう直来るよ。それより弾は大丈夫か？』
「少し分けてくれ」
地面に変え弾一式を置いて二人で自分の持っている銃の弾だけを選び残りの奴は他に回した。それぞれ出しやすい場所にしまっているとアッシュがやって来た。
「グループのリーダーは人数の確認をしろ！これから先は一切連絡が不可能になる。シュミレーション通りルートを頭に叩き込んでおけ！」
「OK!」
因みに俺はアッシュらとここに残って応戦する。アッシュは俺を英二らと一緒のグループにしようとしたが英二がそれに異議を唱えたのだ。そして渋々アッシュが折れたってわけ。俺にとっては好都合だが。
「シン！こっちはOKだぜ！」
「48時間後に会おうぜ！」
「おお！」
意気揚々と返事をしたチャイニーズのグループはとっととその場を離れた。シン達もぞろぞろと反対側を歩いていく。
「48時間後に！」
「ああ」
『気を付けろよ』
手を上げてから駆け足でシンを追い掛けて行く英二の後ろ姿を見つめる。
「あたしも一緒に残るわ！」
「だめだ！シン達と行け」
「あたしはヘタな男より役に立つわよ！」
「そりゃーよく分かってるさ。俺達にはマイケルがいるんだ、2人一緒よりは生き残る確率が高い」
マックスがそう言うとジェシカは暫く黙りこんだ。ちょっと離れた所で英二がそれを見つめている。
「…分かったわ」
「48時間後に会おう」
「約束したわよ！」
俺には今の分かったが本当に分かっているのかどうかは疑問だったが取り敢えずジェシカはシン達に着いていった。
「48時間後に再婚しようと言えば良かったのに」
「バカ、大人をからかうな」
「言えば良かったのさ。生きてまた会えるかどうか分からねえんだから」
『そうだぜ、悔いなく生きなきゃなおっさん』
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ゆうな(プロフ) - 葵さん» わ〜ほんとですか！？嬉しいです！！そうなんですよ〜！色々突っ込んでたら５作品目になってしまいました笑ありがとうございます！頑張りますね！ (2019年1月4日 18時) (
レス) id: b1153871a1 (このIDを非表示/違反報告)
葵 - 全シリーズ読ませてもらってます！もう5作品目ですね！！いつも楽しみに読んです！これからも応援してます！頑張ってください！ (2019年1月4日 15時) (レス) id: 0416d8cced (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうな | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org
作成日時：2018年12月31日 22時
