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「…くそっこんな事ならさっきプロポーズしときゃ良かったぜ！」
『だから悔いの無いように生きろって言ったろ』
「A！びっくりしたじゃねえか」
『んな呑気な事言ってらんねえぜ』
窓から顔を覗かせ応戦する。あっちは防弾チョッキを着てるな…この状況で的確に頭だけを狙うとなるとこっちが相当リスキーだ。
「！くそっ」
マックスがマシンガンを放り投げ懐から拳銃を取り出した。もう弾切れか…ここに残り続けるのも良くないな。
『おい！もう一部屋分後退しろ！そっちから順にだ、援護する！』
「了解、狼！」
ボーンズがそう叫んで走り出した。それにコングが続き隣にいたチャイニーズも走る準備をする。こっちに向かって走ってくる的の足元に銃を乱射して足止めを食らわす。
「おい！あとお前だけだ！」
『分かった！』
「後ろは気にするな、俺達が援護する！」
俺は思いきって背を向け全力疾走する。途端に大きくなる銃声を聞きながら奥の部屋へ滑り込んだ。転がって壁の裏に這いつくばり一回息を整え顔を出して攻撃をした。
「予備の
『おっさん、これ使え！』
俺は懐に忍ばせておいた銃をマックスに向かって投げた。そしてまた壁の裏に引っ込み最後の変え弾を装填した。押されてるな、逃げ込んだ場所が悪かったのかあっちの撤退が順調なのか。如何せんこの状況でこの人数を動かすのは骨が折れる…俺一人だったら何とか逃げ切れるのにな。
「いかん、これ以上ここにいたら皆殺しだ！何とか撤退するんだ！弾に余裕のある奴は前へ出て弾幕を張れ！」
『…場所が悪かったか』
囲まれたな。近くの入り口から入ってきた奴の頭を撃ち抜いたがボーンズの肩を撃たれた。
「ボーンズ！」
「動くな！」
「武器を捨てろ！抵抗すれば射殺する！」
ガチャガチャとオモチャを捨てる音がする。俺も目の前にいる奴を睨み付けながら足元に銃を捨てた。
「お前狼だな」
銃先で顎をぐいと上にあげられる。
『そうだけど、それ止めてくんねえかな？』
「おい！こいつは別で連れてけ」
『アッシュとこいつらに手ぇ出したら許さねえからな』
フンと鼻で笑ったそいつは俺を見もしないで他の奴を拘束しに行った。俺は後ろで腕を組まされ二人に銃を突き付けられながらどこかへと歩かされた。
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ゆうな(プロフ) - 葵さん» わ〜ほんとですか！？嬉しいです！！そうなんですよ〜！色々突っ込んでたら５作品目になってしまいました笑ありがとうございます！頑張りますね！ (2019年1月4日 18時) (
レス) id: b1153871a1 (このIDを非表示/違反報告)
葵 - 全シリーズ読ませてもらってます！もう5作品目ですね！！いつも楽しみに読んです！これからも応援してます！頑張ってください！ (2019年1月4日 15時) (レス) id: 0416d8cced (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうな | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org
作成日時：2018年12月31日 22時
