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一時間もするかしないかの内にマイクらは帰ってきた。食料も持って帰って来ていたのでどうしたのかと聞くと差し入れだそうだ。いったい狼狩りはどこまで知れ渡ってるんだろうな。

「ほらよ、お前が頼んだもん」

『さんきゅ』

サバイバルナイフにガーゼとテープと消毒液を手渡される。それを受け取り消毒液を頬の傷にガーゼを使って少し塗るとヒリヒリと痛んで眉を寄せた。

『しまった、ラジオも用意してもらうべきだったな』

「ああ…すっかり頭から抜けてたぜ」

栄養食をかじりながら携帯で最近のニュースを探る。アッシュ関連の物は特に目ぼしいものがなかった。今日のニュースを見ていると面白い物が目に入った。

『おい、見ろよマイク』

自分だけサラミを貪ってるマイクの背中を蹴って携帯の画面を見せる。暫く左から右へと目を動かしていたがある一点で止まりブルーライトを反射させてる眼光を見開いた。

「なんてこった!ゴルツィネの野郎もう帰って来たのか!!」

『笑えるなぁ』

「んな呑気な!どうすんだ?これから」

マイクの横に座って考えていた事を一通り話した。すると腕を組んで考え込んでいる姿勢のままで一言も喋らない。

『それと…明日か明後日にはリンクスの誰かと連絡取りたいと思ってる』

「ああ、そうした方が良い。情報は生きの良いやつが良いからな」

やっと返事をしてきたがまだ答えは出てないみたいだ。表情はさっきと変わらない。

「取り敢えずここより遠い所に移動した方が良いかもしれないな。この付近に俺らの使った足がゴロゴロ放置されてるからよ」

『そうだな、どの辺りにする?夜だからといって長距離の移動はリスキー過ぎる』

「そうなんだよなぁ…どっかの路地裏にでも入れりゃいいけどよ」

『うーん…ゴルツィネが普段来るような場所は比較的避けた方がいいよな、そうするとかなり絞れるな』

たまたま子分の一人が持っていた地図を拝借して広げて二人で頭をもたげて覗き込んだ。マンション周辺はリンクスメンバーに被害が行く可能性があるので却下。チャイナタウンとダウンタウンは人通りが多い上にネズミがいても分かりにくいので候補には入れられない。

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ゆうな(プロフ) - えなさん» 私も毎晩泣いてばかりです………アッシュにとっては最高のハッピーエンドだったので私たちにはどうしようもないですよね……ゆっくり自分の中で納得のいく形で納めましょう…BFは立ち直るのにとても時間がいりますからね… (2018年12月23日 10時) (レス) id: b1153871a1 (このIDを非表示/違反報告)
えな - あー、もう泣けます…いろいろ考えると本当にどうしようもないです…気持ちの整理がつかないです。 (2018年12月23日 2時) (レス) id: 590da95d14 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうな(プロフ) - 彩さん» ですね!!もしかしたら最終話以降撃沈して暫く消えるかもしれないです……笑私もようやっと再開させれてホッとしておる所でございます。ありがとうございます!どうぞこれからもよろしくです! (2018年12月10日 8時) (レス) id: b1153871a1 (このIDを非表示/違反報告)
- アニメもいよいよクライマックスですね!なんだか辛すぎて観れないままでいるんですよね笑 ようやく主人公とアッシュがまた再開できて本当に良かったです!まだ狼狩りが続くんでしょうかね。これからの展開楽しみにしてます! (2018年12月9日 21時) (レス) id: 97fafabb56 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆうな | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org  
作成日時:2018年11月26日 22時

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