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「汚ねえ事しやがる…アッシュは……殺されたんじゃないだろうな」
「あのゴルツィネが奴をひと思いに殺すと思うか？」
「でもそれじゃ……生きているとしても酷い目に…」
「だが今はそれに期待するしかない。たとえどんな状態だろうと生きてさえいれば……なんとか方法があるはずだ。見殺しには出来ん」
見殺しになんてさせるわけないだろうが。ゴルツィネの元にいると分かっているならあいつが何か事を起こすかイベントに出席した所を狙えば必ずいるはずだ。
「英二にはこの事は言わん方がいいぞ」
「…もう遅いよ」
「え」
そう、英二は今朝アレックスらを連れて出ていってしまった。どこに行くかは知らないがあの顔はどうやら心当たりのある表情だった。
さっきイベが言った英二はもう襲われないという言葉はきっとブランカから狙われる事は無くなるという意味だと思うがゴロツキらはそんな事関係ない、少し心配だがアレックスらが付いてるからまあ大丈夫だろう。
「今朝アッシュの仲間達と出てったんだ。アッシュを探すつもりらしい」
「止めなかったのか！？」
「ああ、止めなかった。そんな事したってムダだと思ったからだ。俺があいつでもきっと同じ事をする」
賢明な判断だよ、と溢して突っ伏していた顔を上げてグラス一杯のコーラをストローで一気に飲み干した。
生きててくれよ、アッシュ。
その後お開きとし俺はイベとマックスと別れどうしようかと海沿いをブラリとほっつき歩いていた。
近くの公園のベンチに腰かけた瞬間携帯が振動した。マイクから電話がかかってきていた。出てみるととても慌てた声色で大声で俺の名前を呼んだ。
『どうしたんだよ、そんな慌てて』
「今さっきあっちに残ってる奴から電話が掛かってきてよ！！」
耳から携帯を少し離してマイクの大声を聞く。
「お前の親父が今の地位を降りてその権利諸々を全部お前に擦り付けた！」
『…は？』
「つまりお前は尻拭いを全部しなくちゃならない！お前の命を狙ってるのは親父さんだけじゃなくなった！！！」
胃の腑に重い石が落ちた様な感覚になった。まだ喚き散らすマイクを他所に通話を終了して何もない所をぼーっと見つめた。
アッシュの命の危機の次は面倒事を全部押し付けられたよ。ついてねえな、俺。
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ゆうな(プロフ) - えなさん» 私も毎晩泣いてばかりです………アッシュにとっては最高のハッピーエンドだったので私たちにはどうしようもないですよね……ゆっくり自分の中で納得のいく形で納めましょう…BFは立ち直るのにとても時間がいりますからね… (2018年12月23日 10時) (
レス) id: b1153871a1 (このIDを非表示/違反報告)
えな - あー、もう泣けます…いろいろ考えると本当にどうしようもないです…気持ちの整理がつかないです。 (2018年12月23日 2時) (レス) id: 590da95d14 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうな(プロフ) - 彩さん» ですね！！もしかしたら最終話以降撃沈して暫く消えるかもしれないです……笑私もようやっと再開させれてホッとしておる所でございます。ありがとうございます！どうぞこれからもよろしくです！ (2018年12月10日 8時) (レス) id: b1153871a1 (このIDを非表示/違反報告)
彩 - アニメもいよいよクライマックスですね！なんだか辛すぎて観れないままでいるんですよね笑 ようやく主人公とアッシュがまた再開できて本当に良かったです！まだ狼狩りが続くんでしょうかね。これからの展開楽しみにしてます！ (2018年12月9日 21時) (レス) id: 97fafabb56 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうな | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org
作成日時：2018年11月26日 22時
