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「…寝そうだぜ」
『だな、おい英二寝るならベッド行けよ』
「んあ…？あれ、……アッシュは？」
『寝かせてきた。お前も眠いなら寝ろよ』
そう言うとうんと頷いてアッシュがいる部屋とは別の寝室に潜り込んで行った英二。それを確認してからソファに座った。
『お前の話はつまらなかったのか？』
「うんにゃ以外と積極的だったぜ？質問責めだったよ」
『あいつはよく分からんな』
ふと静寂が訪れる。今ここにビールでもあればな、とカーテンのかかった窓を見つめながら思う。マイクを盗み見るとこいつも暇そうに壁を眺めていた。
「酒が飲みてえな」
『俺も同じこと思ってたよ』
「ひえーっキモイな……寝るか」
『そうだな』
立ち上がって寝室へと向かう。マイクは英二の行った方の部屋へ入っていったので俺はアッシュの寝ているであろう部屋へと入っていく。
コートを脱いで布団の上に放り投げた時小さく名前を呼ばれ顔を上げた。
『起こしたか？』
「…うん」
『そこはううん、て言えよ可愛いげのない奴』
アッシュの寝ているベッドの横まで歩いていき頭を撫でるとふにゃりと笑われた。
「あっちで寝るの？」
『一緒がいいか？』
「うん」
そうか、と呟いてアッシュの寝ている布団に潜り込む。アッシュの体温でぬくぬくしていて暖かかった。
脇に腕を回して抱き寄せると俺の腕を触ったアッシュは小さく顔を顰めた。
「…腕どうしたの」
『ん？そこは銃が掠った』
「…」
『もう治ってるさ、気にするな』
優しく腕を撫でるアッシュを抱き締める。自分への攻撃や傷には強いのに人の傷にはめっぽう弱い。それが彼のいいところでもあり、急所でもある。
『おやすみ、アッシュ』
「おやすみ」
また背中を叩いてやると子供扱いするなよなとボソボソ呟いてたがそれを言ってる途中に寝落ちしたので存分に子供扱いしてやろう。
アッシュの温もりを感じながら俺も眠りについた。
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ゆうな(プロフ) - 小鳥遊さん» わあ〜！そう言ってもらえて嬉しいです！！もっと知れ渡る様に私も精進しないとです！！ (2018年10月7日 23時) (
レス) id: b1153871a1 (このIDを非表示/違反報告)
小鳥遊 - もっといろんな人にこの作品の良さを知ってもらいたいですね！ (2018年10月7日 23時) (レス) id: b38db4a895 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうな(プロフ) - 喜助さん» ありがとうございます〜！！更新頑張りますね！ (2018年9月29日 19時) (レス) id: b1153871a1 (このIDを非表示/違反報告)
喜助 - 続きが気になります！内容も面白いです！ (2018年9月29日 11時) (レス) id: 462d6c0b05 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうな | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org
作成日時：2018年9月24日 15時
