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「何度パス・ワードを入力してもシステムに入れない」
「ほんとか？」
「俺達がシステムに侵入した事に気づいて誰かがパス・ワードを変えたんだ」
「誰かって…」
ユーザーしか出来ないんなら十中八九…
「博士だ。決まってんだろ」
「父が…！？」
アッシュから開放され喉に手を置いて少し苦しそうにしていたユーシスが驚いた様子でそう言った。
「ドースン博士が…まさか！？」
「他に誰がいるよ？こいつらじゃなけりゃヤツっきゃいねえだろうが。パス・ワードはユーザーじゃなきゃ変更出来ねーんだぜ」
「じゃあ…じゃあ父は生きてるんですね？何処かに無事でいるんですね？」
「まあ、そういうことだな」
イベが何か他に手はないのか、と椅子に座ったアッシュに問いかけるが２重3重に秘密コードにがっちりガードされてしまってつけ入る隙が無いとの事だ。
「ハッカー・ゲームもこれでジ・エンド…ちっあと少しだったのに…！そうすれば…」
「何が？何があと少しなの？」
「いや…もっと情報が手に入ったのにって事さ」
『…！』
アッシュは何かに気がついているんだな、マッ クスの表情も固くなったから多分彼も何かに気がついている。英二に言わないって事は知ると危険な事か…或いは関わらせたく無いこと。
俺には話してくれるだろうか。少しカマかけてみるか。
『はーら減った。英二メシ行こうぜ』
「うん、そうだね！僕もお腹ペコペコだ〜」
伸びをする英二の横を歩きながら朝食の用意されている部屋へと向かった。ただ、とても気になったのが部屋から向けられる俺への目線が、ユーシスだけとても鋭かった事だ。
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ゆうな(プロフ) - 小鳥遊さん» わあ〜！そう言ってもらえて嬉しいです！！もっと知れ渡る様に私も精進しないとです！！ (2018年10月7日 23時) (
レス) id: b1153871a1 (このIDを非表示/違反報告)
小鳥遊 - もっといろんな人にこの作品の良さを知ってもらいたいですね！ (2018年10月7日 23時) (レス) id: b38db4a895 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうな(プロフ) - 喜助さん» ありがとうございます〜！！更新頑張りますね！ (2018年9月29日 19時) (レス) id: b1153871a1 (このIDを非表示/違反報告)
喜助 - 続きが気になります！内容も面白いです！ (2018年9月29日 11時) (レス) id: 462d6c0b05 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうな | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org
作成日時：2018年9月24日 15時
