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取り乱すユーシスにマッ クスは言葉を濁らせた。
「おい、あれは博士のか？」
「え？だと思います…この部屋は父しか入れないので」
ユーシスはそう答えるとアッシュをじっと見つめる。アッシュはコンピューターに近寄りながらぼそりと呟いた。
「こいつから何か情報が引き出せないかな」
「そうか…！やってみようよ！」
「「ココココンピューターが扱えるのか！？」」
「「扱えないの！？」」
『ぶはっ』
あからさまに驚く四人を見て笑いが止まらなくなる。笑う俺をユーシスはポカンと見つめるが四人はコンピューターの前にへばりついている。
コンピューターは元気に作動したようでどこから探すか二人でぶつぶつ言っていた。
「それにしてもこれだけ書斎をひっかきまわしてるのに誰もこいつに触った跡が無いってのも不思議だよな。
「プロ」ならこいつを見逃すはずはない…うまくすれば情報の宝庫なんだ。もっともそこのおっさん方みたいだってんなら話は別だけど？」
「…」
「あの…お食事の用意が出来ておりますが…」
意味深な表情でアッシュを見ていたユーシスはスウルーに食事の用意が出来たと呼ばれ一足先に行ってしまった。
「ショーター…あのユーシスってヤツを調べられるか？」
「あいつを？何か気になるのか？」
「分からない。強いて言えば静かすぎる事かな…」
『俺も、あいつはどうも怪しいと思ってる。ユーシスってのは多分アメリカ名だな。本名分かりゃ一発だ』
本名なあ…と呟くショーターとアッシュの肩に腕を回して部屋を出た。息の詰まる様な空気がずっと続いてちゃ堪らん。
スウルーの用意した料理は中華料理が若干多かった。ショーターはこれに気がついただろうか。
食べ終わった後、ショーターは邸を出ていった。こっちにいる友達に会いに行く、というのは建前でユーシスについての情報を友達に聞くためだ。
俺はのんびりと歩きながら先に食事を終えコンピューターの前に張り付いているアッシュのもとへと向かった。
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ゆうな(プロフ) - 小鳥遊さん» わあ〜！そう言ってもらえて嬉しいです！！もっと知れ渡る様に私も精進しないとです！！ (2018年10月7日 23時) (
レス) id: b1153871a1 (このIDを非表示/違反報告)
小鳥遊 - もっといろんな人にこの作品の良さを知ってもらいたいですね！ (2018年10月7日 23時) (レス) id: b38db4a895 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうな(プロフ) - 喜助さん» ありがとうございます〜！！更新頑張りますね！ (2018年9月29日 19時) (レス) id: b1153871a1 (このIDを非表示/違反報告)
喜助 - 続きが気になります！内容も面白いです！ (2018年9月29日 11時) (レス) id: 462d6c0b05 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうな | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org
作成日時：2018年9月24日 15時
