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『ただいまぁ…』
当然だが家にはまだ誰もいない。もうすぐしたらお父さんが帰ってくるんだけれど。お父さんは理科の教師だ。だからかしらないけど、家には人間の全身の骨模型がある。私はそれが大嫌いだ。だって、今にも動き出しそうで怖いんだもの…それに、もともと骸骨が嫌いだ……
『…ふぅ』
部屋に荷物を置いてリビングに水を飲みに行こうと夕方にしてはちょっと暗い廊下を歩いていた。
音がしたんだ。カタッて。誰もいないのに。私は振り返った。お父さんの部屋からだ。もしかしたら窓開けっ放しにして風が入ってきただけかもしれない。
行きたくないけど、体は自然とそっちへ向かう。
『…』
ガタガタっと。今度はしっかりと、揺れた。気のせいなんかじゃない。確実に揺れた。それと同時にコツコツと足音も聞こえた。恐る恐る横を向く。
『ひっ……』
赤い風船。フワフワと浮いてこっちへと寄ってくる。風船は回転して“見つけた”の文字を私に見せた瞬間割れた。そこにいたのはピエロだった。
『！？！？』
「やあ。…どうしたんだ？お父さんの部屋のドアを開けないのかい？さあ行って。おいで」
あまりにも驚きすぎて声を失っているとピエロは私にお父さんの部屋のドアを開けるよう促した。どうにも怪しいが気になるものは仕方がない。開けてみた。
「……ｳｱｱｱ…ｱ゛ｱ゛…」
『き……きゃぁぁぁぁぁぁぁ！！！！』
ドアを開けると骨をポキポキっと鳴らしながら骸骨の模型が倒れかかってきた。尻もちをついてしまい中々立ち上がれず、ジリジリと床を這って逃げる。
『はあっ、はあっ…』
恐怖で視界が涙で滲む。もう逃げる事しか考えられず只管足と手を動かす。時折振り向くとカチカチ歯を鳴らしながらフラフラヨレヨレ歩いて追いかけて来ていた。そのおぼつかない足取りが更に恐怖を捲し立てる。
『嫌だっ……！来ないでよ！！』
階段に辿り着き半分転がりながらかけ降りる。降りた瞬間誰かにぶつかって私は悲鳴を上げてしまった。
「A！大丈夫か？？」
『お、お父さん……はあっ…はあっ……はあ、おかえり』
「ただいま。どうした？そんなに怯えて」
『骸骨の模型……うご……ピエロが……』
途切れ途切れに言葉を紡ぐとお父さんの頭には?がいっぱいだった。何でもない、と告げて水をコップ一杯飲み干した。
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ゆうな(プロフ) - みうさん» いえいえ……こちらこそ反応ありがとうございます……インスタのIDはツイッタの方で送りますのでツイッタでお会いしましょう………りょ、両方とも送らせていただきます………（） (2017年12月16日 0時) (
レス) id: b1153871a1 (このIDを非表示/違反報告)
みう(プロフ) - ゆうなさん» ふああ…お返事ありがとうございます!!どちらでも……ええ、どちらでも大丈夫です……。寧ろ……両方でも…() (2017年12月15日 23時) (レス) id: 9c37f24852 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうな(プロフ) - みうさん» こんばんは……ツイッターの方が浮上率高いので……@yuna_riaaです…おもちって名前でジョージくんアイコンにしてます…インスタも教えたいんですけど…健全リア垢なのと雑多腐垢どちらがよろしいでしょうか………… (2017年12月15日 23時) (レス) id: b1153871a1 (このIDを非表示/違反報告)
みう(プロフ) - インスタでも……ツイッタでも…どちらでもいいです……見に行きたいです…………うっ。 (2017年12月15日 23時) (レス) id: 9c37f24852 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめまる(プロフ) - 楽しみにしてます！！！ (2017年12月9日 23時) (レス) id: 45d22b4c65 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうな | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org
作成日時：2017年11月21日 22時
