じゅうにわ。 ページ13
魔法薬学の授業は先生にこっそり頼んで一人でやらさせてもらってる。席も一番前指定で。誰も好んで一番前なんか座らないでしょ？魔法薬学は訳わっかんなくていつも出来ない。成績ボロボロ。そのせいで先生に多目に見られて今の状況。
「いいかい、教科書の通りにやれば出来るんだ。手順は間違えないように」
『は、はい…』
念入りに注意される。それもそうだ、今回のは間違えると大変な事になる。皮膚にかかると火傷したみたいに皮膚がただれてしまうのだ。とても痛そうだ。失敗すると嫌だから今回はやりたくないな…
『えっと、水…は入れたや』
材料をザクザクと切る。毎回指も切ってしまうから慎重に。この包丁良く切れるんだよ…
それを鍋に突っ込んでかき混ぜる。変な匂いがするな…臭い。次の材料の絞り汁を入れると変色した。きったない色だ。
「きゃあ！」
悲鳴が聞こえた。振り返ると誰かが失敗した挙句鍋を倒してしまったらしく床に液体が散乱する。先生が慌てて駆け寄る。生徒が一斉に避ける。私はそれにぶつかり足がもつれてバランスを崩した。
『ほえっ…』
パシャっという音とともに手に激痛が走った。慌てて液体から飛びのき両手を抑える。幸い液体に触れたのは手だけだった。血と皮膚が少しボタッと滴り落ちて女子の悲鳴が聞こえた。
『っ……』
「すぐ医務室へ！」
「俺が連れてく」
私は手を抑えながら立ち上がる。バーティに付き添われながら地下室を出た。
「見せろ」
『あっ……ぐ、ぐろ…いよ』
「んなこた知ってる」
そっと手首を掴まれ手を広げた。自分でも見たくないくらいに皮膚がぐちゃぐちゃになって血が溢れている。もう痛みを通り越して何が何だか分からない。
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ゆうな(プロフ) - Yuki12さん» 兎に角！ありがとうございました！！こんなに前に作った作品にこうしてコメント頂けるのもう本当に嬉しくて……！！！にっこりしております笑 (2022年2月1日 22時) (
レス) id: bfd7a93e33 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうな(プロフ) - Yuki12さん» お返事遅くなってごめんなさい！コメント沢山ありがとうございます！普通に映画が好きなだけの人とかだとバーティ好きさん中々いないですよね〜…そしてバーティの夢小説も少ないですね笑また何か書きたいなあとは思ってたりはするんですけど見る専になりつつあるので… (2022年2月1日 22時) (レス) id: bfd7a93e33 (このIDを非表示/違反報告)
Yuki12(プロフ) - この小説の感想なんですけど、「バーティかっこいいです。付き合いたい。。好き好き好き好き。あと、作者さんも好きですこんな素敵な小説作ってくれて、ありがとうっございます。文才あり過ぎ‼」 (2022年1月29日 23時) (レス) @page20 id: c5e23189c4 (このIDを非表示/違反報告)
Yuki12(プロフ) - あと、ここで言っていいかわかんないけど、バーティの夢小説作ったよ とかあったら、教えてください←作者さんへ ここで言わない方がいいですか（作品のコメントと、関係ないから） (2022年1月29日 23時) (レス) @page20 id: c5e23189c4 (このIDを非表示/違反報告)
Yuki12(プロフ) - 私もバーティ好きなんですけど、学校とかで「クラウチ好き」って言っても、みんな「え」みたいな顔されて悲しい。バーティはかっこいいだろうがよ‼ ハリポタ好きなら、「あのペロペロしてる人」って言わなくても、分かれよ‼ (2022年1月29日 23時) (レス) @page20 id: c5e23189c4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうな | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org
作成日時：2017年5月2日 23時
