I love you 37 ページ38
今年最後の決闘クラブ開催日。勿論4人とも参加した。何と今日は先生に指名された人が相手を指名してその二人が前に出て戦うというものだった。指名された2人に拒否権はないそうで。まあ、楽しそうじゃない？見るのは自由で指名されなかった人はいつも通り練習しててもいいそうで。
「えー、では。キャス、いるかね？」
「はい」
ルイとバーティが言っている私狙いの子が壇上に上がる。へーキャスって名前なんだ。皆相手に誰を指名するんだろうってコソコソ話している。
「えっと……アズラン先輩…」
『私…？』
「おいっ行くのかよ」
バーティとレグに引き止められる中一人だけ私の背中を押してくれた。
「どーんとやって来な！」
『うん…！』
「ルイっ！！」
後ろで軽く喧嘩してる3人を放っといて壇上へ上がる。ルイのあの自信満々な目は私の実力と彼の実力を見たうえでのものか、または振ってこいってことなのか。多分後者だと思う。お互いに見つめ合い、杖を構えた時。
「僕が勝ったら付き合って下さい」
『勝ったら、ね…ま、私彼氏いるし負ける気ないけど』
ヒューと口笛やら黄色い歓声が上がる。全く冷やかすのが好きよね。ヒヤヒヤしちゃうわ。
「インカーセラス！」『ステューピファイ！』
お互いの呪文がぶつかり合い弾ける。そんな事はお構いなしに次々と呪文ひ放つ。ギラギラと煌めく閃光は何度もぶつかり合い火花を散らした。
「インペリオ！」
『っ！エクスペクトパトローナム』
呪文から私を守った獅子はそのまま彼に向かって突進した。うわぁっ！！と大声をあげて後ろに倒れた彼に向かって武装解除の呪文を唱えた。いや、彼がインペリオを使えるかどうかは別としてこの呪文は想定外だったな。
『あら、蛇寮なのに獅子は苦手？はい、杖』
「…はあ、完敗ですね」
『そうね。私だってこれがない日にも呪文練習してるもの。それに守りたい者だってあるし、そうやすやすと負けてられないわ』
拍手に包まれながら壇を降りて3人のところへ向かう。レグとバーティに守護霊呼び出せるのか！？てめっちゃ聞かれたけど、今見たでしょ？ルイも満足そうで何よりだ。
「はー…ヒヤヒヤした」
『私も。でもレグいるからね！負けないもん』
「負けてもAは渡さなかったけど」
『えへ』
イチャイチャすんなー何て言われながらも今日も4人で仲良く呪文練習した。
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ゆうな(プロフ) - 時雨さん» いえいえ！ (2017年3月23日 22時) (
レス) id: 25cbb648e6 (このIDを非表示/違反報告)
時雨(プロフ) - ゆうなさん» ああ、そうだったんですね！（汗）すみません、教えて下さってありがとうございますっ！ (2017年3月22日 23時) (レス) id: 253f388067 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうな(プロフ) - 時雨さん» 授業、というか、DADAは闇の魔術に対する防衛術です！ (2017年3月22日 18時) (レス) id: 25cbb648e6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうな(プロフ) - 時雨さん» ああ！それは闇の魔術に対する防衛術の授業の事です！ちゃんと説明書いておけば良かったです (2017年3月22日 17時) (レス) id: 25cbb648e6 (このIDを非表示/違反報告)
時雨(プロフ) - ゆうなさん» だだって読まないんですかね？（汗）ごめんなさい。ハリポタ好きなくせによくわかってなくて…DADAって書いてるヤツの事なんですけど… (2017年3月22日 14時) (レス) id: 253f388067 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうな | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org
作成日時：2017年3月18日 23時
