I love you 33 ページ34
『じゃあ、バーティ私達寝るね』
「あー？んだよはえーじゃねーか…しゃーね、俺も寝る」
そう。ルイと色々話し合った結果早めに寝る振りをしてバーティが男子寮に戻ったのを確認してから寮を抜け出して必要の部屋へ行くというまあ簡単そうに聞こえるけどそうでもないってやつ。他の生徒もいるしねー。
「制服は持った？ローブも杖も？」
『持ったもった！カバンもね！』
寮から8階までという長い道のりにカバンという大荷物。はー見つからないかな大丈夫かな。こっそりと寮を抜け出して早足で必要の部屋へと向かう。今日は呪文練習が出来る充分なスペースと睡眠を取るためのベッドが欲しいと願いながら廊下を歩く。
『ついた！』
「早く入りましょ！」
想像通りの部屋だった。ベッドに荷物を放り出して杖を握る。守護霊の呪文は幸せな事を思い浮かべるんだっけ。これハリーは手こずってたけどダンブルドア軍団のメンバーは案外早く習得してたなー。私の守護霊はなんだろ。
『……エクスペクトパトローナム！！』
しゅうっと杖先から銀色の線が飛び出した。まあ、初めてにしては出来てる方かな。
「A、死喰い人は守護霊なんか呼び出さないわ」
『？私は死喰い人なんてならないよ』
私はレグを守る為に今ここに存在しているんだ。それ以上でもそれ以下でもない。もう一度杖を構えて呪文を唱えた。
『エクスペクトパトローナム！！』
勢いよく杖から飛び出した銀色の線は段々動物をかたどっていく。私の守護霊は獅子だった。
「…Aって本当に彼が好きよね」
『えへへ』
レグルスは獅子座だ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 39人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆうな(プロフ) - 時雨さん» いえいえ！ (2017年3月23日 22時) (
レス) id: 25cbb648e6 (このIDを非表示/違反報告)
時雨(プロフ) - ゆうなさん» ああ、そうだったんですね！（汗）すみません、教えて下さってありがとうございますっ！ (2017年3月22日 23時) (レス) id: 253f388067 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうな(プロフ) - 時雨さん» 授業、というか、DADAは闇の魔術に対する防衛術です！ (2017年3月22日 18時) (レス) id: 25cbb648e6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうな(プロフ) - 時雨さん» ああ！それは闇の魔術に対する防衛術の授業の事です！ちゃんと説明書いておけば良かったです (2017年3月22日 17時) (レス) id: 25cbb648e6 (このIDを非表示/違反報告)
時雨(プロフ) - ゆうなさん» だだって読まないんですかね？（汗）ごめんなさい。ハリポタ好きなくせによくわかってなくて…DADAって書いてるヤツの事なんですけど… (2017年3月22日 14時) (レス) id: 253f388067 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ゆうな | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org
作成日時：2017年3月18日 23時
