I love you 17 ページ18
うろついてるね、と言ったもののホール内の移動範囲など限られている。テラスかこの中か。しかも人は沢山いるし、食べ物などが乗っているテーブルもある。取り敢えずそこからジュースを1つ貰い、歩き回る。
よーくみたらブラック三姉妹…レグの従姉妹がいたし、マルフォイ先輩もいた。彼には一度だけお会いしたことがある。シシー先輩繋がりでね。
『挨拶ってめんどくさそー』
何を言うんだ？きっと挨拶される側も有名な純血家なんだろうな。そうだ、だいたい純血家は許嫁がいるから許嫁の家に挨拶？レグに許嫁…………いない、よね？レグの彼女私だもんね？お母さんも認めてくれてそうだし。
「そこのお嬢さん」
『…はい？』
え、私だよね？お嬢さんなんて初めて言われたからびっくりどきどき…は、待てよ？お嬢さんなんて使うのナンパくらいじゃないか？私は引っかからないぞ。
「お一人ですか？」
『いえ、人を待っていて』
「そうですか」
特に感情のこもってない笑顔を向けられる。ふーん、それが営業スマイルね。ふ、と近寄られる。何事かと身構えるとそいつの手は私の背中をつう、と撫で腰にまわる。
『ふぁ、…』
こしょばゆくてピク、と体を跳ねさせ変な声が出てしまった。恥ずかしさとパニックであわあわしているとそいつはダンスしませんか、なんて言いながらまた私の背中をつうと撫でた。
『ん…ゃ、……っ！』
ふわりと私の好きな匂いが私を包み込む。
「Aは僕のなので触らないで下さい」
いつもよりも低い声が私の耳元でする。ドキっとしてしまい顔に熱が集まるのが分かった。男はチっと舌打ちして何処かへ言った。
『ありがと、レグ』
「いいえ。気をつけてね、A。それにしても」
『んぁ、ちょ！レグっふ、ぁ…やめて！』
「背中弱いんだ」
にいっと意地悪く笑うレグは意地悪だ。
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ゆうな(プロフ) - 時雨さん» いえいえ！ (2017年3月23日 22時) (
レス) id: 25cbb648e6 (このIDを非表示/違反報告)
時雨(プロフ) - ゆうなさん» ああ、そうだったんですね！（汗）すみません、教えて下さってありがとうございますっ！ (2017年3月22日 23時) (レス) id: 253f388067 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうな(プロフ) - 時雨さん» 授業、というか、DADAは闇の魔術に対する防衛術です！ (2017年3月22日 18時) (レス) id: 25cbb648e6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうな(プロフ) - 時雨さん» ああ！それは闇の魔術に対する防衛術の授業の事です！ちゃんと説明書いておけば良かったです (2017年3月22日 17時) (レス) id: 25cbb648e6 (このIDを非表示/違反報告)
時雨(プロフ) - ゆうなさん» だだって読まないんですかね？（汗）ごめんなさい。ハリポタ好きなくせによくわかってなくて…DADAって書いてるヤツの事なんですけど… (2017年3月22日 14時) (レス) id: 253f388067 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうな | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org
作成日時：2017年3月18日 23時
