I miss you 22 ページ23
『辛い……よっ……苦しいよぉ………』
「…大丈夫ですよ。A、取り敢えず家に帰りましょう」
家につくまでずっと手を握ってくれたレギュラス。家につくとソファに座らされる。
「どうしたんですか？」
あやすようにゆっくりと背中を撫でながら聞いてくるレギュラス。私はどう伝えようかと、口を開けたり閉じたりしながら考えてたけど、はじめから話そうとポツリポツリと口を開いた。
…一通り話し終えるとレギュラスが殴られたところ見せて下さい、と言ったので渋々アザになってるところを見せる。
「…酷い…ですね…」
『うっ……ん……もう嫌だよっ…一人は嫌だよっ…痛い…苦しいよっ…！！』
「大丈夫ですから。Aは一人じゃないですよ」
レギュラスにそっと抱き締められる。そんなレギュラスに驚きながらも、人の温もりが嬉しくて私も抱きしめ返す。まだ溢れる涙でレギュラスの肩を濡らしてしまったが気にしないで下さい、なんて言うから、お言葉に甘えて沢山泣いた。
『……ん、ありがと』
「いいえ………A」
『ん？』
「明日から学校行かなくていいです」
『えっ？でも…』
「駄目です。行かなくていいです」
これ以上何を言っても聞かないな、と思い行かないと返事すれば満足そうに頷いて今日は寝ましょうなんて言うから晩ごはんは？と聞くと疲れてるでしょうって。紳士かよ。じゃあまたお言葉に甘えて。
『おやすみ』
「おやすみなさい」
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ゆうな(プロフ) - たいやきさん» ありがとうございます！いえいえ！読んでくれて嬉しいです！！ (2017年3月11日 20時) (
レス) id: 25cbb648e6 (このIDを非表示/違反報告)
たいやき - レギュラスいいです！ゆうなさんの小説面白いです！いろんな作品にお邪魔してしまってすみません（笑） (2017年3月11日 14時) (レス) id: 6d018b39e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうな | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org
作成日時：2017年3月1日 22時
