I miss you 10 ページ11
「ここの世界の学校は何を学ぶんですか？」
『うーんと、計算とか、歴史とか、文法とか。魔法よりは学ぶこと少ないと思う』
「そうなんですか」
そうだ、魔法界は計算なんて習わないよね。いいわね。魔法の方が面白そうじゃない？羨ましいわ。楽しそうだし。テストは大変そうだけど。
『あ、そうだ。お昼ご飯足りた？』
「はい。美味しかったです」
『うん。それはよかった』
足りたならいいや。私はお腹空いたし何か食べようかな。あー、でも夕飯の支度しなきゃ。ああ、ゼリーがあったかな。それ食べよう。
今日の夕飯は何にしよう。カレー？男の子好きそうだもんね。カレーにしよう。
ゼリーをチューチュー吸いながらどんどん野菜を切っていく。玉ねぎは相変わらず慣れないね。涙出て来るや。
レギュラスに本好きに読んでいいよ、って言ったら驚くほど没頭しちゃって、家にある本の半分をもう読んじゃっててびっくりしちゃった。読むのが速いこと速いこと。
『レギュラスご飯出来たよ』
「あ、カレーですか？」
『うん。カレー好き？』
「はい」
『そっかそっか』
子供だねー…なんて。自分もまだ子供だった。自分で言うのも気が引けるけど、私はちょっと家庭的なだけ。…うん。
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ゆうな(プロフ) - たいやきさん» ありがとうございます！いえいえ！読んでくれて嬉しいです！！ (2017年3月11日 20時) (
レス) id: 25cbb648e6 (このIDを非表示/違反報告)
たいやき - レギュラスいいです！ゆうなさんの小説面白いです！いろんな作品にお邪魔してしまってすみません（笑） (2017年3月11日 14時) (レス) id: 6d018b39e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうな | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org
作成日時：2017年3月1日 22時
