私より遥か遠い君へ (ページ7)

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# ニンムカイシページ7

私は少し考えた
この際見た目で考えた方が早いのではないか
見た目を見てみるに私はどちらかといえばを見つけ出す。
そして使命する

『じゃあ、パートナーは

シャルナークで』

「え！？本当！？やったね！」

「くそなんでよりによってこいつなんだよ」

「その言い方は棘があるよね！？
あ、もしかして負け惜しみ？」

にた、と笑うとフィンクスの顔を覗き込むシャルナーク
そろそろフィンクスの限界だと思い
私は止めようとするが

「やんのかてめー」

「わー、ごめんごめん。許してよ」

私の判断は遅かった
が、団員同士のマヂギレ禁止。
それを頭によぎらせたフィンクスが理性を保った
ペアが一通り作り終えられると私はふ、と思った

『にーしーろ
って一人余るじゃんこれ』

「あーほんとだな」

『んー、フィンクスはじゃー、ボディーガードとかについててよ』

「適当だなおい」

『いや、ごめんって』

団長がペアを作り終えたのを確認したら
任務の内容をつらつらと語っていった

「ぺあ、と言っても3人のところもあるが
基本単体行動はなしだ。
常にペアなどと一緒にいるように
警戒を怠らないことだ。
主なフェイタン以外の任務内容は
フェイタンと交流している娘の監視とターゲットの監視と暗殺、の舞台に分けられる。
こちらで決めておくが
○○ 、シャルナーク、フィンクスのグループ以外は
基本ターゲットの方へ出向いてもらう。
簡単に言えば ○○ 、シャルナーク、フィンクスはフェイを監視する
あとは殺しだ。」

げ、そっちかまあ。私は戦闘が得意じゃないから嬉しいんだけど

「でもよぉ、団長」

「なんだウヴォー」

「暗殺つってもよお偉ェさんなんだろ？
ボディーガードもとかもいるっつーことだろ？」

「 ……… ふ、言いたいことはわかった
俺が許す邪魔する奴はすべて殺せ」

「おお ‼‼‼ 」

これがいつもの始まり方で
任務へ行くときのプロローグというものだ

周りから察するに
フェイタンは先に行ったらしい
私たちは団長の後に続く
変装用の仕立て屋へと案内をされることだろう

『今回の任務は簡単そうだ』

「うん。すぐ終わりそうだね」

シャルと顔を見合わせてにし。と二人で笑った