私より遥か遠い君へ (ページ1)

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# カレトノフツウページ1

『んーーー、あー、眠、』

そういって背を伸ばしあくびをする
布団から出たくはないがいつもより暑さが格段上がっている今日に限っては
特別的に布団から出るのが早かった

『、ご飯はいっか』

今日は特におめかしするように私は朝食の時間を惜しんで洗面所へ向かった
まず歯磨き、交渉は気になる。
つぎにメイク、今日は普段より目が大きくなるように、そしてナチュラルな色で仕上げる

『うん。カワイイ』

そう自分で満足すると
次は服だ。
今日は少しメルヘンチックを追加したこの少しひらひらしたワンピース？
それともスポーティーにロゴTシャツとジャケットとジーンズでしめたアクティブスタイル？
それともちょっと大人にふんわりとしたコートとタイツスカートでしめたお姉さんスタイル？

『うーん、どれもイマイチ。あんましまんないなー、』

とため息を
そして目をやるのは彼が唯一服に良さげな返答を返してくれた服
この服は特段に好きな日にしか使わない

『よっし。』

そう言いワクワクとしながら
手にその服を取ろうとすると

prrrrr

この着信音は団長だ
そう思い1コールも過ぎず出ると

「ああ、出たな。
○○ 。すまないが急遽任務を追加しようと思う」

『え、あーそうなんだ』

私は極端にテンションが下がり
語尾につれてだんだんと声が小さくなっていくのがわかった
だが、団長命令を断るわけにはいかない
そう思い

『りょーかい。誰が来る予定なの？』

「全員だ。だが、まだフェイとヒソカ、フィンクス、ウボォー、ノブナガ
はまだついていない。」

『ふーん、ていうかヒソカはわかるんだけどそれ以外の人はどうしたの？』

「繋がらなくてな。ノブナガとウボォーはマチ経由でこちらへ来ることができるそうだ」

『あー、成程。電話持ってない組ね』

「そういうことだ」

『あ、フェイなら私会う予定だから言ってフィンも連れてすぐいくね』

「そうなのか。それは有難いなよろしく頼む」

『りょーかい』

ぷち、

電話を切った瞬間このような音がなった

ぴんぽーん

こんこんこん

これはフェイがやる癖で私がフェイだと確信できる合図
私はあの服をやめて動きやすいパーカーとパンツを選んで
玄関に向かった