暗殺者執事の照れ ページ28
『お待たせしました』
「うん、すっごい待った。 一緒に入れば良かったと思ったから明日から一緒に風呂入ろうね」
『イ・ヤ・ですッ!!』
「別に恥ずかしがる事ないのに。 俺はもうAの全部見たんだしAだって…」
『あ”ーあ”ーあ”ー!!!』
イルミの口を両手で塞ぎその先を言わせない。
その手を軽く捕まれ昆虫の標本の様にピローンと広げられるA。
「力はだいぶ付いてきたね。 体勢次第でAの体重でも８５ｋの力を相手に与えられる」
『ちょっと待って下さいイルミさん。 私の体重をいつ、どこで計ったんですか？』
あ、と言って目を逸らすイルミ。
悪い事をした自覚がある証拠だ。
『肝心な所黙るのズルイですよ!!』
「目視で経験と勘から推測しただけ」
Aを離して腕を組みソファーで長い足を組むイルミをAはまじまじ観察する。
シンプルな服装ゆえイルミの魅力が際立ち暗殺者でなければモデルで通用しそうだ。
『…出掛ける所あるんですよね？ そろそろ行きますか？』
「だね」
立ち上がりAにサッとバードキスをするイルミ。
流れが自然でAは一瞬何をされたか分からない素早さ。
「今日はロクに食事摂れてないだろ？ 軽く食べに行こう」
『…外食久しぶりなので楽しみです』
ゾルディック家に勤めてから毎食ククルーマウンテンの観光バスで運ばれてくる食事。
毒の耐性が無いAの為に運ばれてくる何とも豪華な弁当を与えられていた。
今日は一人で無言な食事ではなくイルミとの同席にAの心は素直に喜ぶ。
目隠しをされ別荘から出た為、出入り口は不明だったか今そんな事どうでも良かった。
転ばない様に手を引き腰に当てた腕でAを上手くエスコートするイルミに関心するA。
目隠しを外され外の空気を吸い久々の自由を満喫する。
夜中だが煌びやかな繁華街で何を食べるかを話す二人。
「俺は何でもいいけどAは何がいい？」
『イルミさんが一番好きな食べ物がいいです』
並んで歩いているが繁華街の派手なネオンでAの顔色は様々な色に移り変わる。
だが珍しく照れて赤くなってる事は安易に見て取れた。
「これと言って無い。 あれば食べるって感じ」
『とか言って実は凄い好き嫌い激しそうです』
「びっくり、よく分かったね」
『えっ!? 冗談のつもりだったんですけど』
イルミは握った手に少し引っ張り
Aを自分の方へそっと引き寄せた。
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ゆーじ - 藤原 黎明さん» ありがとー!!前誰かに言ったカモだけど「人生辛い」感じのものばかりだし夢主ちゃん生存確率低いからピンポイントな方にしか興味持って貰えないから。投稿する新作を下書きしてたら４０話位で設定似たの見つけてデリート。作り直して時間掛かっちゃって本当にゴメンね!! (2018年11月3日 11時) (
レス) id: 48b034f42e (このIDを非表示/違反報告)
藤原 黎明 - ゆーじさん» いえいえ、ものすんごい、ものすんごい楽しみにしてます！！ゆーじさんの書くものなら絶対面白いので(*^^*)最前線で……！？嬉しすぎます！私もじゃあ前言撤回で、最前線の最前列で応援してますー！！！！！ (2018年11月3日 1時) (レス) id: 012304d7b2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーじ - 藤原 黎明さん» 黎明様リクをやっと…やっと投稿出来る日は近いです!!あまり甘くは…無いカモ、ゴメンだよー!!数ページ、いや、数行カモだけど見にきてくれると嬉しいよ！１１月の第二週か第三週に投稿します！応援ありがとー!!自分も黎明様応援してるよ!!陰じゃなくって最前線で!! (2018年11月2日 23時) (レス) id: 48b034f42e (このIDを非表示/違反報告)
藤原 黎明 - わー！！新作来ますか！？めっちゃ楽しみです！！そして嬉しいです！！ありがとうございます！！これからもお身体大事に頑張ってくださいね。陰ながら応援しております！ (2018年11月1日 23時) (レス) id: 012304d7b2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーじ - やると決めたのでちゃんと新作書きあげますよー！数少ないリクエストにお応えできる質（甘さ）ではないかと思うけれど、頑張る、自分に出来る事はそれだけだから（笑！新作楽しみにしていてくれてありがとうね！寝るの大事！お休みだよー（笑！ (2018年10月30日 3時) (レス) id: 48b034f42e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆーじ | 作成日時：2018年6月30日 9時
