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クロロ【スクリーンに向かってごめんなさい】 ページ9

「この性悪男」


「フッ、何とでも言え。もう戻れないからな」


「もっと他にもあったじゃない」

交換日記のとか、白金データとか、お砂糖ラッシュとか。


「怖いのか?」

「怖いよ!悪いか!」


「いや、賊を前にしても全く怖れる気配も見せなかったAのことだから
 怖いものなど全く無いかと思っていたが、まさかダメだったのか。

 ホラー映画」


「うるさいなぁ、もう」


イヤに決まってる。いくら作り物だからって怖いものは怖いの。


「ねえ、本当にわたし泣き叫ぶよ?いいの?隣で喚くよ?本当にいいの?目立っちゃうよ?」

「構わない、怖がるAが見れるならな」


「最悪」


「安心しろ、ハンカチなら貸してやる。いくらでも泣け」


「最低」


「始まるぞ」


「信じない」


「残念ながら事実だ」


最悪の日だ。まさか、弱点を知られるなんて。
しかもこんなに見苦しい姿を見られるなんて。


「ねえいつもより暗くない?」

「かもな」


「うぅっ」



「ねっ、クロロ、手」


「て?」


「手繋いで.....て」


「もう泣いているのか?」


「うっ、だっ...て...
 怖い....から....すんっ」




「・・・・・・・・悪かった、出よう」


「ぅえっ?!わっ」





な、に?腕を引かれて、うっ、眩しい!
ロビーにでた...?





「A、大丈夫か?」


「えっ、うん...ごめ...んね」


「謝るのはこっちだ、すまなかった」


「だっ...て、見たかった....のに」


「いや、いいんだ。

 ごめんな」


クロロが顔に手を添えて涙を拭いてくれる。



「お詫びに何かプレゼントする、なにがほしい?」


「プレゼントは....いらない、から...その代わりに.....」








(今日クロロの部屋泊まってもいい?)
(映画見てないのにか?)
(パンフレットが....)
((絶大な破壊力...))


______________


え、これデートか?

デートです。

デートです....



______________




神那様リクで、アダルトリオでデート企画!!
お気に召したでしょうかorz


イルミ兄さんのは前に書いたきg黙
似てるの書いてしまったかもしれないです、申し訳ない....


何はともあれ素敵なリクエストありがとうございました!

フィンクス【くり返しくり返す】→←ヒソカ【魔法も使える奇術師さん】



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設定タグ:hunter×hunter , 短編   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:安田 | 作成日時:2013年3月26日 23時

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