検索窓
今日:33 hit、昨日:9 hit、合計:134,735 hit

クラピカ【羽の存在理由】 ページ39

「クラピカさーん!!」



「A、どうした?」



「クラピカさんに会いに来ました!!」




「そうなのか?
 それは結構だがA、仕事はいいのか?」



「ちっちゃい事は気にすんな!ですよ!」



「・・・・・・サボったのか?」



「そんなことしませんよ!大丈夫です!」




背中に白い羽。頭には金色のわっか。白のワンピース。
神話とかである天使の(てい)だ。



もっとふっくらとした赤ん坊のイメージがあったものの案外成人なのらしい。





「天使の仕事なんてたかがしれてます!
 天に昇った人の勘定だけですから!」




「だったらいいんだが......
 本当にそれだけなのか?」




「そうですよ?」



「・・・・・・」



「どうかされました?」



「いや急に信じがたくなってな」



「失敬な!この羽と頭の輪が何よりの証拠です!」



「そうではなくて、自分が人じゃない者と会話をしているなんてな...」





見た目こそ人なA。

こちらに来るためにわざとかもしれないが、かなり綺麗だ。

町を歩いていたら確実に生きるのに困らないだろう。




「むぅ、難しそうなこと考えてますね」



「そうでもないが、何故私なんだ?」



「と言いますと?」



「他にも行きたい所があっただろう?」



「いーえ、クラピカさんしかありえませんでした」



「?」



「一目惚れですよー!!」



「そうか、嬉しいな
 ちょっと寄れるか?」

「はいー?」





ちゅっ







寄ってきたAのおでこにキスをすると、Aは顔を真っ赤にした。





「ッ!!

 積極的...ですね!!」




「そうか?」



「はい.....////」



「この後時間あるか?」



ビクッ



耳元で囁くと耳を押さえて一歩退かれてしまった。



が、顔が相変わらず赤かったので状況を理解する。

クラピカ2→←フェイタン2



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (116 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
95人がお気に入り
設定タグ:hunter×hunter , 短編   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:安田 | 作成日時:2013年3月26日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。