フェイタン【ヤンデレのデレは照れること】 ページ17
「んっ」
「起きたか....」
「あっ、おはよー、フェイ」
体を起こそうとすると....
ジャラ
鉄の音がした....
手錠....!
「フェイ?!ちょっ、これ...どういう...」
頭が瞬時に回転し、薄暗い部屋の中でも自分がどういう状態が理解する....
それと同時に混乱もする...
「少し、手荒くさせてもらたね」
「なんでっ....ん"んっ」
突然のことに脳は理解しても体がついて行かない。
いつもよりも荒っぽくキスされる。
しばらくされるがままにしていると、これまた突然フェイが離れる。
「A、ワタシのこと好きか....?」
「え、好きだ....よ....?」
「ワタシが....こんなだて知ても...?」
「こんなって....コレ?」
一回頷いて、うつむいたまままた話し始める。
ひどく、震えながら....それに....すごく、辛そうに
「ワタシもAが好きね、だけど.....」
「だけど...?」
「だけど、誰にも....フィンにも...団長にも、シャルにも....
誰にもAを触れさせたくないね」
「大丈夫だよ、フェイ
そんなに辛そうにしないで....」
「でも！きと！これからも、Aに、酷いこと...」
「酷いって？」
「････････」
「大丈夫だよ...!」
「A....」
「私に拷問したいわけじゃないでしょ?」
「A....
ワタシ、Aのこと大切にする....ね」
「うん、お願いします」
そう言って笑うと顔を赤くして、こちらをずっと見つめてくれる。
そして今度は触れるくらいのキスをして、また笑いあう。
(所で、手錠はいつまでするの？)
(ワタシがいない時、ずとね)
(･････分かった^^)
＿＿＿＿＿＿＿＿
責任を感じるヤンデレと、そうでないヤンデレとありますが、今回の彼は前者です。
狂ったヤンデレは、未熟だったため書けませんでしたorz
クロロ【かまってちゃんの憂鬱】→←シャルナーク【嫉妬は愛されてる証拠】
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作者名：安田 | 作成日時：2013年3月26日 23時
