いつもの俺 ページ6
あったかい。なんやろ…
ゆっくり目を開けると、そこにはゾムの寝顔があった。
ロ「…わあっ!?」
反射的に離れようとするがゾムはしっかりと俺の体を抱きしめてて、離れようにも離れられない。
ロ「ゾム！ゾーム！起きてーや！」
ゾムの大きな体をゆする。
ゾ「んん…なんやぁ…？」
ゾムはゆっくり体を起こす。ゾムから解放された俺はすぐにベットから降りる。
洗面所に向かい、鏡を見る。
ロ「治っとる！ゾム!治っとる!!」
そう言いながらゾムの方へ走っていく。ゾムはすでに普段着に着替えていて、俺が昨日まとめた資料とにらめっこしていた。
俺の声に気づいて、ゾムはバッとこっちを振り向く。
ゾ「おー。ちゃんとなくなっとるな。残念やな〜。」
ロ「なんや残念てｗ」
ゾ「だってちっこい子にうさ耳ってかわええやろｗ」
ロ「ちっこいもかわええも余計や！」
いつもの会話を交わして、みんなにも報告しようと部屋のドアへ向かう。
ロ「あ…俺服ゾムの服のままや。着替えへんとなあ。」
自分の服装に気づき、パーカーを脱ぐ。クローゼットからオレンジ色のトレーニングウェアを取りだす。肌寒いのでさっさと着ると、ゾムのパーカーを洗濯機に入れ、洗濯を始める。
その間、ゾムはいつの間にか作ったコーヒーを飲みながら再び資料とにらめっこしてた。
ロ「ゾム〜。俺みんなに治ったって報告するけど…。ゾムまだにらめっこしとる？」
そういうと、ゾムは急いで資料をもとの場所に戻すと、俺も行く！と立ち上がった。
ゾ「ん？なんでトレーニングウェア？」
ロ「昨日してなかった分今からやろうかなと思うて。」
ゾムは納得した顔でなるほどな。というと、俺に近づいてきた。
ゾ「ところでロボロ。」
ニコニコした表情で俺に話しかけてくる。
なんやろ…？
ロ「ん〜？」
ゾムは俺の身体をまじまじと見ると、俺の頭に大きな手をポンと置いた。
ゾ「やっぱいつものお前が一番やなあ！」
そう言いながら俺の頭をわしゃわしゃと撫でる。
急に心臓の鼓動が早くなった。
なんでやろう…？
ロ「…ん。ありがとなあ。」
そのまま俺は、ドアを開けた。
ウサギになりました。FIN？
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ERA(プロフ) - まるさん» ご指摘ありがとうございます。気づいていませんでした。不快に思われたのならすみません。 (2018年9月23日 18時) (
レス) id: 8555fe2951 (このIDを非表示/違反報告)
まる - 作品を作る前にルールをしっかりご確認下さい。そしてオリジナルフラグをちゃんと外して下さい (2018年9月23日 14時) (レス) id: 6c5225143e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ERA | 作成日時：2018年8月29日 17時
