【wrwrd】モテ男に振り回されている【zm】 (ページ13)

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１２振りページ13

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あの後無事食害にあった鬱島は灰のようになってダウンしていた
さすがのイケメンが崩れててとても気分がいいです

俺も食べ終わってゾムもまだ若干足りんとか言いつつ満足したのかゲプッと口からガスを出していた
俺も満足しておなかいっぱいだ
そんな意味を込めて刺激しないように優しくお腹を撫でる

『…ふぅ』

「晴くんもたらふく食べたなー！」

「…ｿﾞﾑ…ｼｮｸｶﾞｲ…ﾄﾗｳﾏ…」

『鬱島も元気そうでなによりだ』

「どこをどう見たらそうなんねん」

『元気なったな』

「なんや大先生足りひんかったか？」

「あ大丈夫です」

雑魚乙〜俺には超超優秀な味方がおるんだぞ、俺に勝てると思うなよイケメンだけが取り柄の男め

「なんや今誰かに貶された気ぃしたわ」

『気の所為だろう』

「大先生顔以外は無能やからな〜」

『…ふっ』

鳥井の相当酷い発言に思わず笑ってしまう
コイツすごい言うじゃん、いいぞいいぞもっと言ってやれ
そういう意味を込めて鳥井を見ると
何故か目が合ってしまった

えなになに

「…んふ」

『？なんだ』

「いやなんでもないで〜！」

見つめ合うこと数秒嬉しそうに顔を綻ばせた鳥井が目に見えて機嫌がいい
何かあっただろうか
そんな様子の鳥井に鬱島が俺と鳥井を交互に見て心底驚いたように言葉をはいた

「…えらい気に入られてますやん、晴くん」

『なんのことだ』

「またまた〜……えガチ？」

『は？？』

何が言いたいんだ鬱島は
訳が分からず眉間に皺が寄る
それを見ていた鳥井も眉間にシワがよって鬱島の頭を思い切り叩いた

「大先生お前なにしてんねん」

「アデッ？！？なんで？！」

「折角笑ったのによぉ〜…」

おうおう喧嘩勃発か？(鳥井の一方的攻撃)
お友達とは仲良くしような
喧嘩するほど仲がいいと言うがこれがそうなのか？
俺にはわからん悲しい

胸ぐらを掴まれながらワタワタしてよく分からん弁解をしている鬱島をボーッと眺めていれば昼休み終了チャイムが鳴った

あー、午後の授業だるいな〜サボりて〜

そんなことを考えていると視界の端に2つ分の学校用カバンが目に入る
いや待てそういえば鳥井何故かカバン持ってきてんだよな

『鳥井』

「ん？なんや？……おい大先生逃げんなよ」

「ヒィィッ」

俺の返事には嬉しそうに返したが逃げ出そうとする大先生に対しては何トーンか声色を下げて首を鷲掴みにする

マジでこの二人さっきのやり取りで何があったんだよ

俺氏困惑