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兎原「元彼と来てたのかよ〜」
何杯目か分からないグラスを手に持ち兎原君が顔を赤くして私に問いかける。その問いに対してこくりと頷くとプクッと頬をふくらませてグラスの氷を見つめていた
兎原「ごめん…嫌な思い出思い出させちゃったな…」
『そんな事ないよ!ここはね面白い思い出しかないの。普段私が先に酔っちゃうんだけどその時は元彼が先に潰れたんだよ!』
本当に面白かったのか口元を抑えながらクスクスと笑うA可愛いなぁとホッコリしながらお酒を煽ると猫田からとんでもない言葉が出る
猫田「あーあれ俺が潰したの」
『え…!』
兎原「ん?」
熊谷「は?」
悪そびれも無くにこやかに笑うように俺が潰したという言葉を言った猫田を見つめるとグラスを拭きながらツラツラと当時の事を喋る
猫田「なんかさーAちゃんに対して可愛くないとかクソみたいなこと言ってたからさ〜度数50以上のお酒バンバン出したら勝手に潰れたんだよね」
兎原「ひぇ…お前ギリギリ犯罪だぞ…」
熊谷「いい判断したな猫田」
この話を聞いてAはどう思ってるのかと思い顔を見ると少し安心したように笑っていた
『ふふ…少しだけスカッとしました!元彼には少しだけ悪いけど…へへっなんだか良い気持ちです!』
猫田「Aちゃん…」
猫田が珍しく赤面していた為からかってやろうと思った瞬間Aの手を猫田が両手で包み込んでいた
『…ぇ…猫田…さん?』
猫田「今フリーなんでしょ?じゃあ俺立候補してもいい?」
突然の爆弾宣言にAの隣に座ってた兎原と熊谷が猫田を睨みつける
猫田「初めて会った時からさ、ずーっと可愛いなぁって思ってたんだ〜!俺ならAちゃんが傷付くような事言わないし…ずっと幸せにするよ?」
『…えっ…あ…わわ…』
猫田「照れてるの〜?可愛い〜!手だけじゃなくて唇も柔らかいんだ」
?「テキーラダブル」
猫田の手が徐々にAの唇に近付こうとした時にカウンターの奥から注文が入る。
猫田「はい!…ごめんね?Aちゃん…だから俺と付き」
?「テキーラダブル」
口説き落とそうとした瞬間再度注文が入る。
その声には聞き覚えがあった。隣にいる兎原君が顔面蒼白になってる。
『…木角…さん?』
木角「あれ〜〜??Aだぁ〜!その後ろにいるのはウサオ君さんだぁ〜〜〜〜!!!」
兎原「ひぃやっぱり認識されてるぅうう!!」
そして何故か木角さんも追加された飲み会に変わっていった
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黒川かぐや(プロフ) - 好きです、……愛してます🥲🥲 沼だ… てか、色んなキャラがいるの嬉しすぎる🫶🏻💕🥹🥹🥲… (7月6日 20時) (レス) @page50 id: 5ae6456499 (このIDを非表示/違反報告)
ウエサマ(プロフ) - やばいあかん、尊死する (2022年6月5日 8時) (レス) @page30 id: 1442eac3b7 (このIDを非表示/違反報告)
不眠症(プロフ) - 46猫さん» 46猫さんこんばんは〜!🥰尊いなんて…😭素敵な感想をしてくれる46猫さんのおかげです!いつも励みになってます〜☺️また何時でも遊びにいらしてくださいね〜! (2022年2月15日 0時) (レス) id: d9d7f0fcea (このIDを非表示/違反報告)
46猫(プロフ) - あかんよ…この作品が尊すぎるよ…( ;∀;) (2022年2月8日 19時) (レス) @page46 id: d55f453f72 (このIDを非表示/違反報告)
不眠症(プロフ) - 黒猫。さん» 黒猫。さんこんばんは🥰素敵なコメントありがとうございます!最近新刊が発売されたので書きたい意欲が出てしまいました😌またお暇な時遊びにいらしてくださいね☺️ (2022年2月7日 1時) (レス) id: d9d7f0fcea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:humin1315 | 作成日時:2021年9月20日 0時