みんながうちあけてくれるまで６【RKRN】

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ちょいえらい人「あなたですか？うちの城の密書を持っているというのは、」

『あ、そーでーす。どうぞ』

ちょいえらい人「、、ほ、本物だ、、な、中身は見たか、、？！」

『あ、城の名前だけ？他もちょっと見ちゃったけど、私のいる城に害がないなら黙っとくよぉ〜』

ちょいえらい人「あ、あなたの城って、」

『んー。言えないけど、害はなさそうだったので、別に平気かとー。もし害が出そうでしたら忠告でもしに来ますのでー』

城主「それはありがたい」

『、、！えっとー、、』

城主「この城の城主です。」

『あぁ、そ、そうでしたか。失礼いたしました』

城主「いえいえ、こちらこそ。お礼と言っては何ですが、これを」

『、、これ、、は？』

城主「南蛮のお菓子です。こんなものでよければ、」

『おー！ありがたくうけとりますーー！』

城主「はい、帰り道には気を付けてくださいね。ここ最近山賊が増えていますから」

『、、そうなんですか？』

城主「えぇ。」

『じゃぁ日が暮れないうちに帰りますね』

城主「気を付けて」

『はーい』「ｼｭｯ」

城主「あ、！待ってくださ、、、あれ、、もういない、、名前、聞いておけばよかったですね、、。」

ちょっと偉い人「、、若いですが、忍者でしょうか？」

城主「そうだろうね。歩く時の音も聞こえなかった、先ほどのように素早く姿を消した。忍者以外の何物でもないでしょう。」

警備「ほ〜、、」

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