音速の戦乙女 【HUNTER×HUNTER】

ＮＯ、０２８　残り時間 ページ31

「「「.....」」」

皆！沈黙はやめて！！

「うぇー。汚ないじじいの血がついちゃった。洗濯しないと......ねぇ、私の勝利でいいんだよね？これでここはもうパスでしょ？」

「あ、あぁ。君達の勝ちだ。ここを通り過ぎると小さな部屋がある。そこで負け分の時間を過ごしていただこう」

イエーイ！って５０時間も小部屋で過ごすんかい！！

「ＯＫ。ところでオッサン、何もしてないから物足りないでしょ。私と遊ばない？」

スマブ●で。

「やめておく。あと、一つ尋ねたい」

まだ何して遊ぶとか言ってないでしょ！！

「何？」

「お前は“音速の戦乙女(ラディカルヴァルキリー)”か？」

「「「！？」」」

「うん、そうだよ。でもそれは、数多く存在する通り名の中の一つにしか過ぎない」

自分で言ってて痛いね！

「そうか。(ハンター志望者の中にこれ程の逸材がいるとは......)」


「やーみんな終わったぜ〜」

終わってすっきりした〜

「A、大丈夫か？つーかお前に近づいて大丈夫か？」

「あはは〜大丈夫大丈夫」

多分ね！

「戦闘の時、性格変わってなかったか？」

「そうかな〜？」

断じて変わっておりません！


『この部屋で５０時間過ごしてもらえば先に進むドアが開くので待っていいたまえ』

「ＯＫ」

「で、さっきのはどうやったワケ？」

「どうもこうも、ああやったんだよ！」

「意味わかんねぇよ！！」

だって何もやってないもん！！


「通り名は自分でつけたのか？」

「いやいや、自分ではつけらんないからつけてもらった」

誰につけてもらったのかはまだ教えんがな。

「やけに厨二くさいな」

「まぁね」

あの人はすごいネーミングセンスだからね......！！

「そこはドヤ顔するところじゃないよ」

「てへっ☆」

言われちゃいました！


“そして５０時間”


「急ごうぜ」


『どちらに行く？ ○⇒登る ×⇒降りる』

登るを選択したよ！

そしたら......？

うははー最初のとこだ。

「３０分走って逆戻りかよ。だから素直に降りる階段選べばよかったんだよ」

「だから素直に降りる階段選べばよかったんだよ」

大事なことなので二回言いました。

「っせーな！！てめーらも納得済みで決めたことだろーが！！」

『この後も６人はいく度となく多数決をせまれた......電流クイズ ○×迷路 地雷つき双六 ｅｔｃ 自分達が現在何階まで降りて来たのかもわからぬまま残り時間はとうとう６０分を切った......』

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