ＮＯ、０１６４ 口より手を動かそう！ ページ49
「ではこれからマサドラへ向かう」
そう言った瞬間に噴き出すキルア。
(もしかしてボケてんじゃねーだろな、このババァ)
それは禁句である。
「ただし、今度は文字通り。本当にまっすぐ進んでいく！！」
唖然とするゴンとキルア。
そりゃそうだわな。
「え......。まっすぐって岩山は？ もしかして......」
「そ！ 掘るの」
これ以上ないというくらいに微笑む二人。
恐怖を感じる。
「え、掘る♂の！？ あ、間違えた掘るの！？」
「どう間違えたらそうなるんだよ！」
てへぺろ☆
私達は、言われた通りに岩山を掘り始めた。
「思ったよりやわいな、この岩」
「うん、これならサクサク進めるよ」
順風満帆に進むかと思われたが、そうもいかなかった。
進むにつれて、段々と土が硬くなってきたのだ。
「そろそろトロッコ使うか」
「じゃ、掘る係と運ぶ係を交代でやろう」
「そうだね」
というわけで、キルアと私は岩山を掘る係、ゴンは堆積した土砂を運ぶ係となった。
「うおぉぉぉ！ 我の底力見せたるでぇぇぇ！！」
「やめとけやめとけ。最初から気張ってたら後がもたないだろ」
「あ......すいません」
あっさり言われました。
「ま、気楽にやろうよ」
「うん！」
ま、それもそうか！
「グレートMaxトルネード！！」
「オレらの話聞いてたか！？」
※
「開い......たァ」
「もう......ダメ......」
「お疲れ、二人とも」
三人の努力の甲斐あって、岩山を貫通させることができた。
......とはいえ、まだ２００ｍほどしか進んでいないのだが。
「うぉっ！」
ゴンとキルアは穴から出た瞬間に、仰向けに倒れこんだ。
「だ、大丈夫？」
「ん......なんとか」
「多分......」
息切れが激しい。
相当疲労が蓄積しているのだろう。
「ちょい待ち！ 休むなら座って！！」
こっちこっちというように手招きをされた。
三人の頭には疑問符が浮かんでいる。
ビス姉について行った先にあったのは、ロープに吊るされた石だった。
ロープの端を持たされ、座らせられた。
手を放したりすれば、頭に石が落ちてくる仕組みになっている。
「今日から寝るときは常にこうね。ロープを放しちゃだめよ！」
「はーい......」
寝てる暇もないってわけか。
それにしても無駄がない......！！
流石、ビス姉！
ラッキーアイテム
革ベルト
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ウル(プロフ) - ふみふみさん» コーラね…気に入らない人もいたよ。まあ仕方ないけどね(苦笑)すごくないよ…まだ新人だし。あ、リクエストのイラスト、明日か明後日に載せるよ。 (2013年8月30日 19時) (
レス) id: 2a11968711 (このIDを非表示/違反報告)
カエルンの3DS - ふみふみさん» フレンドリスト見てみ？ハリセンボンの春菜がいるからww (2013年8月29日 4時) (レス) id: 3bb9d42e20 (このIDを非表示/違反報告)
ふみふみ(プロフ) - カエルンさん» その男の子、失礼だな(-"-)私は知らん不良？の人にブスって言われたｗｗｗ本当のことだから何を今さら言ってるんだろうとか思ったｗｗｗ (2013年8月28日 17時) (レス) id: 3596bb07c6 (このIDを非表示/違反報告)
カエルン(プロフ) - ふみふみさん» ないないw知り合って数分しか経ってない男の子に、ハリセンボンの春菜に似てね？wwって言われてたしww (2013年8月28日 16時) (レス) id: c865eef8a1 (このIDを非表示/違反報告)
ふみふみ(プロフ) - カエルンさん» 超！？えｗｗちょっｗｗｗそんなこと言って本当はすごい美人ってオチでしょ（＾ｕ＾） (2013年8月28日 16時) (レス) id: 3596bb07c6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：２３茶 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/humihumi013/
作成日時：2012年6月8日 18時
