ＮＯ、０１５９ 弱さ？ ページ44
「さてと。いるんでしょ？ あんた達いらっしゃい！」
近くまで来るよう促された為、岩陰に居た私達は小走りでビス姉の方へ向かった。
「今の勝負、どこからはっきり見えた？」
その発言は、動体視力を試しているようにも感じた。
ゴンとキルアは異口同音に言った。
「敵が宙に浮いて逆さになってたとこから」
「ふーむ、なるほどね」
成程、というように顎に手を添えた。
「A、アンタは？」
「私？......ビス姉がビノールトの猛攻を防いで、カタがつくまで」
「！！」
驚いたわね......。Aがここまで成長してるなんて。
だけど、感心する私とは違い、Aの表情は暗いものだった。
「どうしたんだよA」
「違う、違うんだよ......！ 全部見えてても、はっきりとは捉えられなかった！ こんなんじゃ全然......」
今にも泣き出しそうな目だった。
深い悲しみの色。
もしかして、あの事が関係しているんじゃ......。
「大丈夫？ A」
正気に返ったときには、私の顔を心配そうに見る三人の姿があった。
「......。あ、ごめんね！？ なんかシリアスぶりたくてさ！ ちょっと皆どうしたの〜演技だって演技！ やだな〜皆マジになっちゃって！ 本当は私、凄い嬉しいんだよ〜」
「......そっか」
「......。だよね！ Aの演技が上手すぎてすっかり騙されちゃった！」
「はっはっは！ ゴンとキルアったら可愛いなぁ〜」
嘘だ。
さっきのは絶対に本心だった筈だ。
突然饒舌になったのも誤魔化すため。
Aはオレ達に何か隠してる？
「ごめんねビス姉！ 話中断させちゃってさ！ 続けて続けて！」
「......わかった。もしあいつがゲームのキャラならカード化してゲットできてるわけだけど。そのときの入手難度はＤってとこだわね」
「！！」
「あれだけの強さで......Ｄ？」
ビス姉だったからこそ余裕だったけれど、私だったら苦戦を強いられるだろう。
「ほら、A。そんなに気落ちしないわさ」
「うん......」
頭を優しく撫で、慰める姿は母親のようなものだった。
「おそらく、あんた達だけで遭っていたら
Ｇ・Ｉに来てあたしが知ってるだけでもすでに２回あんた達死にかけてる。
この運がいつまで続くかしらね？」
「......」
「あ、Aが落ち込んだ」
「あーごめん！ Aごめんわさ〜！」
可笑しいな。
私ってこんな弱い性格だったっけ？
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革ベルト
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ウル(プロフ) - ふみふみさん» コーラね…気に入らない人もいたよ。まあ仕方ないけどね(苦笑)すごくないよ…まだ新人だし。あ、リクエストのイラスト、明日か明後日に載せるよ。 (2013年8月30日 19時) (
レス) id: 2a11968711 (このIDを非表示/違反報告)
カエルンの3DS - ふみふみさん» フレンドリスト見てみ？ハリセンボンの春菜がいるからww (2013年8月29日 4時) (レス) id: 3bb9d42e20 (このIDを非表示/違反報告)
ふみふみ(プロフ) - カエルンさん» その男の子、失礼だな(-"-)私は知らん不良？の人にブスって言われたｗｗｗ本当のことだから何を今さら言ってるんだろうとか思ったｗｗｗ (2013年8月28日 17時) (レス) id: 3596bb07c6 (このIDを非表示/違反報告)
カエルン(プロフ) - ふみふみさん» ないないw知り合って数分しか経ってない男の子に、ハリセンボンの春菜に似てね？wwって言われてたしww (2013年8月28日 16時) (レス) id: c865eef8a1 (このIDを非表示/違反報告)
ふみふみ(プロフ) - カエルンさん» 超！？えｗｗちょっｗｗｗそんなこと言って本当はすごい美人ってオチでしょ（＾ｕ＾） (2013年8月28日 16時) (レス) id: 3596bb07c6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：２３茶 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/humihumi013/
作成日時：2012年6月8日 18時
