ＮＯ、０１５６ 偶然？ 必然？ ページ41
「......鎧騎士か」
音の軽やかさから、中には人がいないことが分かった。
これはただの
傀儡ならばすぐ近くに操り人がいる筈だけど......。
(だめだ、もうガマンできん！！)
そんな時、凛とした声が響き渡った。
「“凝”！！」
「？」
それは私を叱咤激励するような声だった。
やっぱりあの人は......。
「ホラ、よそ見すんな！！ “凝”だよ！！ できるの！？ できないの！？」
「できます！」
瞬時に全身を支配しているオーラを目に集める。
すると、僅かであるがオーラを捉えることができた。
この念......。操作系か！
「見えただろ？ その鎧の騎士は傀儡で、いくら攻撃しても効かないよ」
やっぱり......。
ここはゴンに任せるか。
私はゴンにそっと耳打ちをした。
“鎧の騎士は私とキルアが足止めをするから、ゴンは本体を倒してくれ”
と。
ゴンはこくりと頷き、オーラを辿って本体へと走り出した。
(こっちか！！)
ゴンが見つけた本体は、鼠であった。
鼠はゴンの姿を確認するや否や、カードに姿を変えた。
すると、鎧の騎士は音を立てて崩れ去った。
「カードゲット！」
遠くでゴンが微笑んだ。
その時。崖から飛び降り見事に着地した少女が近寄ってきていた。
「“凝”できるじゃないの。何で言われるまでやらな――あーーー！！」
「へっ！？」
女の子は、私を指さして声を上げた。
そして、ためらいなく足を進めると私の眼前でピタリと止まった。
(な、なんかしたっけ私ーー！)
「やっぱりアンタ......。“一匹狼のA”だろ！？」
「はいぃ！？」
この人なんか勘違いしてるんじゃないか！？
「あれ？ Aが知っている人なの？」
「え！？ あの、えっと――」
「いやぁ〜昔は孤高なコだったんだけどねぇ。すっかり丸くなっちゃって。まぁよかったわねー」
満面の笑みで背中をバシバシと叩いてくる女の子。
.....。ここはもうはっきり言うか。
「あの......。貴女は誰ですか？ 恐らく人違いだと思うのですが......」
私がそう言った瞬間に、女の子の表情が引き攣った。
もしかして......。地雷踏んだかこれ！
「もうっっ！ アンタ本当に変わったわさ！ 昔はビス姉、ビス姉って――」
え......！？ 今この人ビス姉って言った！？
「ビス姉！？ 本当にビス姉なの！？」
「思い出してくれた！？ 嬉しいわさ〜A！」
あれ？ でも可笑しいな。ビス姉もっと歳だった筈じゃあ.....。
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ウル(プロフ) - ふみふみさん» コーラね…気に入らない人もいたよ。まあ仕方ないけどね(苦笑)すごくないよ…まだ新人だし。あ、リクエストのイラスト、明日か明後日に載せるよ。 (2013年8月30日 19時) (
レス) id: 2a11968711 (このIDを非表示/違反報告)
カエルンの3DS - ふみふみさん» フレンドリスト見てみ？ハリセンボンの春菜がいるからww (2013年8月29日 4時) (レス) id: 3bb9d42e20 (このIDを非表示/違反報告)
ふみふみ(プロフ) - カエルンさん» その男の子、失礼だな(-"-)私は知らん不良？の人にブスって言われたｗｗｗ本当のことだから何を今さら言ってるんだろうとか思ったｗｗｗ (2013年8月28日 17時) (レス) id: 3596bb07c6 (このIDを非表示/違反報告)
カエルン(プロフ) - ふみふみさん» ないないw知り合って数分しか経ってない男の子に、ハリセンボンの春菜に似てね？wwって言われてたしww (2013年8月28日 16時) (レス) id: c865eef8a1 (このIDを非表示/違反報告)
ふみふみ(プロフ) - カエルンさん» 超！？えｗｗちょっｗｗｗそんなこと言って本当はすごい美人ってオチでしょ（＾ｕ＾） (2013年8月28日 16時) (レス) id: 3596bb07c6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：２３茶 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/humihumi013/
作成日時：2012年6月8日 18時
