ＮＯ、０１３９ 呪文カード ページ20
歩き進めること数分。
ゴンは、ふと空を見上げた。
「どした？」
「上から音が」
......確かに聞こえる！
空に視線を向けると、上空には大きな光の玉のようなものが見えた。
そしてそれは空中で加速して、地面へと墜落した。
何？もしかしてUFO！？
......それはないね！
「！？」
驚いたのもつかの間、左肩に風、右肩には雷という文字を刻んでいる怪しげな男が現れた。
男は周りをキョロキョロと見渡したかと思うと、なめまわすような視線を私たちに向けた。
「ここは......スタート近くの平原か。――ってことは君達ゲームは初めてかい？ん？」
(この知った風な口のききよう......私たちより先に、そして長くプレイしているからこそあってだね)
つーかなんだこいつ。未確認生物かな？
「さてどうかな？ 本を持ってるってことはあんたもプレイヤーだね(何だ今の......？ 念能力か！？)
(飛んで来た......！？)
そう......平静を保ち、相手に悟られてはならない。
「キシキシ、まぁね......」
男はそう呟くと、カードを本にはめて、何かしらの操作を行った。
「ふーん。キルアくん、ゴンくん、そしてAちゃんか」
「「「！！」」」
なんで、名前がバレたんだろう......？
「ねぇ、何で名前がわかったの？」
ゴンが、疑問に思った事を口に出すと、相手の男はお道化るように
「さぁてなんでかな〜？」
と答えた。
誤魔化しやがって......
「“追跡”使用！！ キルアを攻撃！！」
男は突然、何かを唱えた。
トレース......オン？
「！！」
その瞬間、白い光のようなものが放たれる。
これってもしかして......やばい感じかな！？
「とりあえずキルア避けて！」
「とりあえずってなんだよ！！」
私の言葉につっこみながらも器用に避けるキルア。
すごいなおい。
だが、光はぐるりと方向転換をすると、再度キルアの方へ向かってくる。
「キャハハハハァー！！(バーカ、ゲームの呪文からはどうやったって逃げらんねーよ)」
そのうちに、光はキルアを直撃した。
「キルア！！大丈夫！？」
相手の男は作戦成功とでも言うように、にやりとほくそ笑む。
「！」
しかし、その笑みも一瞬にして崩れ去る。
何故ならキルアが、昔のような暗殺者の顔に戻っていたからだ。
「オレに......何した？」
キルアの闇を帯びた瞳には、仲間の私ですら身震いする。
身の危険を感じた男は、また呪文を唱え何処かへ飛んでいった。
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革ベルト
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ウル(プロフ) - ふみふみさん» コーラね…気に入らない人もいたよ。まあ仕方ないけどね(苦笑)すごくないよ…まだ新人だし。あ、リクエストのイラスト、明日か明後日に載せるよ。 (2013年8月30日 19時) (
レス) id: 2a11968711 (このIDを非表示/違反報告)
カエルンの3DS - ふみふみさん» フレンドリスト見てみ？ハリセンボンの春菜がいるからww (2013年8月29日 4時) (レス) id: 3bb9d42e20 (このIDを非表示/違反報告)
ふみふみ(プロフ) - カエルンさん» その男の子、失礼だな(-"-)私は知らん不良？の人にブスって言われたｗｗｗ本当のことだから何を今さら言ってるんだろうとか思ったｗｗｗ (2013年8月28日 17時) (レス) id: 3596bb07c6 (このIDを非表示/違反報告)
カエルン(プロフ) - ふみふみさん» ないないw知り合って数分しか経ってない男の子に、ハリセンボンの春菜に似てね？wwって言われてたしww (2013年8月28日 16時) (レス) id: c865eef8a1 (このIDを非表示/違反報告)
ふみふみ(プロフ) - カエルンさん» 超！？えｗｗちょっｗｗｗそんなこと言って本当はすごい美人ってオチでしょ（＾ｕ＾） (2013年8月28日 16時) (レス) id: 3596bb07c6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：２３茶 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/humihumi013/
作成日時：2012年6月8日 18時
