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「ねー今の人誰〜？」
急に後ろから声がして、びっくりする。
「でっかい声で後ろから来んな。」
そう言って離れると、＿＿なんでそんな顔すんだよ。
「多分樹の恋人。慎太郎？っていうらしい。」
「ふーん。じゅり、？」
ジェシーはその名前を不思議そうに口にして。
「あれ、樹知らない？地下でバーやってるやつ。今度行く？」
「えっ？！行く！！！こーちが誘ってくれた！！」
って嬉しそう。……俺、誘ったことになるじゃん。
「分かったよ。でも今日は無しな。」
多分樹体しんどいから、っては心の中で。
なんで？と不思議そうなジェシーには、俺が予定あるって言っといた。
樹、感謝しろよ。
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作者名：白ヤギさん | 作成日時：2021年1月29日 17時
