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oldlace (緑×桃) ページ29
緑side
8時35分。
柔らかい朝日に包まれて幸せそうに眠る顔を見る。
「俺明日は早く起きられる気がする。」
とか言って2人で早くベッドに入ったのに、早く起きたのは俺だけ。
……自由気ままな坊ちゃんはこれだから困る。
もちみたいに柔らかそうなほっぺたがかわいい。試しにつんつん、として見ても、起きる気は無いらしい。
「きょも〜俺暇なんだけど〜」
むにむに、と摘んでも、全く動かない。息はしているから生きてるはずなんだけどな。
おとぎ話にありがちな、キスしたら起きる みたいなシチュエーションはあるかな、と綺麗な形の唇を食む。
「ねえ、きょも、いつになったら起きてくれるの？」
そう聞いたってもちろん返事は帰ってこない。
別に急ぎの用がある訳でもないし、なんなら今日はオフだ。
…だからいっぱいイチャイチャ出来ると思ったのにさ。酷いよね。
「暇だから俺も寝よーっと。」
1度瞼を閉じてしまえば、もうそこは眠りの世界。
現実に戻ってくる時は、1番にきょもの顔を見れますように、と意識を手放した。
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#fdf5e6
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るーな - いつも楽しみに読ませていただいます！特にtomatoが大好きです。これからも白ヤギさんの作品を楽しみにしてます！ (2022年12月7日 0時) (
レス) id: d6acd6ac8d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白ヤギさん | 作成日時：2021年1月16日 15時
