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彼とカイリの会話が筒抜けだったわ
私を説得させるために子供を使うなんて考えたわね
私だって、好きでこんなところに留まっているわけじゃ…
何を考えているのよ、私は＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
A「カイリ、ジン、何の話をしてるのか筒抜けよ。」
カ「ふぇ！」
もうすぐでデータ分析の仕事が終わる
少し、分析中に嫌なものを見てしまって気分が悪い
その様子を彼が見逃すはずはなかったわ
ジ「A？顔色が悪いが…。」
A「見たくないものを…見てしまって…。」
私がそう言うと、彼はタブレットを取り上げた
私が止めようとするのも目も呉れずに調べていく
あんなものを見たら、誰だって気分が悪くなるわよ…
ジ「足か…？」
彼は１つの写真にたどり着いた
それは、爆発に巻き込まれて命を落としたメンバーの右足
取れた部分からは血液が溢れ出し、かなりグロテスクとも言える
どんな状態で残されているのかを知りたかったから
無理を言って写真を送ってもらったらこの有様…
A「私の指導力が疎かだったせいで、死亡者が出てしまったの…。
綾部さんの件以降から、人の命を消したくなかったのに…。」
自分の無力さに腹が立ち、とても悔しかった
また、１つの命を守れなかったのかと思って…
握り締めた拳は小刻みに震え、自分に対する怒りが込上がってくる
ギュッ
A「え…。」
唐突に優しい温もりが伝わってくる
誰なのかは一瞬で分かる、私が愛するただ１人の人だから
ジ「君は１人で抱え込みすぎる、悪い癖だ…。」
この温もりが懐かしく思える
たった１人で未知の土地に来て、誰にも頼らずに事を起こし
困ってる人々を救い、平和になれるように力を尽くしてきた
誰にも迷惑をかけないように、誰かを傷つけないようにと
『暖かい…。』
久々に彼の温もりに触れて、心が少し安らいだ
このままでいたいと思うのは私だけかしらね
A「ジン、離して…。」
ジ「・・・・・。」
そう言っても彼は離してくれない
それどころか、ますます腕に力を込めて抱きしめる
こんなことを続けられると私…
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ジン君に抱きしめてもらえていいなぁ ﾑｩ…(｀ε´#)
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アース - まさか、待っててくれたんですか？こんなに空いていたと言うのに…… (2015年11月8日 11時) (
レス) id: d06c1fe5e8 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 久しぶりの更新ｷﾀ━━ヽ(´ω`)ﾉﾞ━━!!待ってました！続き、楽しみにしてます！( (2015年8月26日 15時) (レス) id: adce949a7f (このIDを非表示/違反報告)
アース - 今まで本当にありがとうございました！待っててくれて、本当に感謝します…！ (2015年8月26日 0時) (レス) id: d06c1fe5e8 (このIDを非表示/違反報告)
水無月レイカ(プロフ) - 続き最高です！前の作品も前の前の作品も号泣しました！更新待ってます！本当にすごいです！ (2015年5月22日 6時) (レス) id: 3a77b62cc6 (このIDを非表示/違反報告)
アース - コメントしくださってありがとうございます、最近更新してなくてすみません、このような言い訳ばかりでごめんなさい(´；ω；｀) (2014年7月16日 20時) (レス) id: 1e4a0158ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アース/クラウン | 作成日時：2014年1月1日 4時
