復讐物語

葛藤 ページ7

あいつらと離れてから……、

部活の部長。そのおかけで、国公立大学に推薦合格。クラスで唯一。

友人の質も知人の質もぐんと上がった。
最も仲のいい友人は国立大学の医学部を推薦合格するほどの、本当の意味で頭のいい人。別に仲のいい先輩は、有名私大からそれなりに知名されるジャーナリストに就職。

関わる人を下に見る態度を出す事は良くないことでも、この世には上下や格差があるのが現実。たかが半年の傷や言葉などでは到底埋まらない差がある。

今、自分が歩んでる道は、きっとエリート街道。

復讐したいと言ってる相手が底辺に近しい場所にいると知ってしまった。自分も同じく、底辺にいたのだと知ってしまった。

時間を使うことの価値の低さは、もう理解してしまっている。

けどそれでも操りきれるものでは無いのが
「心」だった。

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