復讐物語

復讐計画 2 ページ13

ーー復讐なんてしたって何も産まないよーー

ーーあなた、可哀想ーー

そんなことは無い。復讐は感情が全て。
だからやればスッキリするんだ。

キリのない戦争を仕掛けた側にやり返さないでいれば永劫晴れることは無い思いとなる。

でも時間勿体ないねって指摘は誤りではない。

四つ目の復讐は、今自分が幸せでいること。

高校生活はきっと自分のスペックに対しては幸せすぎる環境だった。

今も理想的な職場環境で仕事出来る事が決まった。普通にやってたらお金も貯まるだろうな。

でも足りない。

そうだ、この感情を換金しよう。

貴方達が傷として与えるつもりだったことを
自分の利益と成してしまおう。

結局は資本主義の世の中。
評価がすべて。お金がすべて。

やさしさなんてのは人間関係を円滑にする手段でしかなくて、表面的な技術を身に付けてる人ばかり。本当の意味で優しければ損をするだけ。

幸い、国語の先生達にも才能的なものとか、センス的なものはずっと求められてきた。

この感情は私だけのもの。

復讐をした果て、何も残らなかったなんて切ない終わりにするつもりもない。

飛躍まで込みで復讐なのだ。

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