シロツメクサ[ハイキュー][悪女主]

復讐26 ページ29

Aside

まさか、こんなことになるとはなて……

お兄ちゃんか……私は一人じゃない……

こんなにも幸せなんだな私って

でもね、明美や孝支先輩は許せない。

絶対に復讐するから。


明美「A、さっきはよくもあたしを悪者にしてくれたわね」

『…………清水先輩達は本当の事を言ってくれただけですよ。』

明美「うるさい！全てあたしが中心なの！」

はぁ？この合宿のアイドルはてめー？

清水先輩みたいな可愛い先輩ならまだしも……

お前みたいなデブが中心？笑っちゃうね。

明美「まぁ……さっきの事は許してあげる。
貴方はまた私に潰されるんだからねぇ♪」

なんか企んでるのかね。

まぁいいや

『わ、私が何したんですか？！』

涙目！

明美「あんたが気にくわないのよ！バレー部員は全員私のもの！何でマネージャーも貴方の味方？！意味わかんない！」

は？理不尽だなぁ

『そ、んな、つもりは……失礼します！』


飛び出してきちゃったよ。

何なの？私の孝支先輩奪った癖に！

っ、ほんとに涙出てきちゃったじゃん！

心の痛みには強くなった筈でしょ。

お兄ちゃん達の優しさに触れたからかな……







ﾊｧ ﾊｧ……ﾊｧ


ここは、林……？

こんなとこあったんだ……

『うぅ』

気持ち悪い。

絶対に許さない、明美。

貴方にも同じ痛み……いや、それ以上の憎しみを全て……貴方に返す。


？「A？」

『…………お兄ちゃん。』

黒尾「どうした？」

『ううん、なんでもないよ？』

黒尾「嘘つけ」

『…………明美と私の事、知ってるよね？』

黒尾「明美？あぁ、横山か。知ってるぞ。」

『復讐……』

黒尾「は？」

『復讐よ、私はお兄ちゃんが思ってるようないい子じゃないよ。勿論危害は加えない、ただ、私の苦しみも味わって貰いたい。お兄ちゃんに協力してなんて言わない。私一人でやる。でも、止めても……やるから。』

黒尾「いや、協力する。でも危害は絶対に加えるな。やりようによってはお前は絶対に許されなくなる。その場合俺が力ずくでも止めるから、安心しろ」

『お兄ちゃん大好き。』

黒尾「それ、俺以外には言うなよ？勘違いされるから」

『？、私が大好きなのは、月島君 徹君 お兄ちゃん 京治 研磨 明美を除くマネージャーさんだけ……』

黒尾「お前は天然なんだな、納得。さ、行くぞ。」

『うん！』









私はお兄ちゃんの手を取った。






何処からでもきなよ。明美。

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