谷地家の病弱少女は、人間と吸血鬼のハーフ！？ (ページ4)

今日:34 hit、昨日:0 hit、合計:20,683 hit

二話ページ4

『お姉ちゃんとクラス離れちゃった…どうしよう…』

仁「大丈夫だよ！クラスに遊びに行ってあげる！」

お姉ちゃんは、５組で私は４組。先生の理屈的には、谷地という双子が同じクラスになったら訳分からないことになるから離したのだろう。

仁「じゃあ、一回お別れね。ばいばい。」

『う、うん…』

私は、４組に入るとふわっと鼻腔をくすぐる美味しそうな匂いで溢れ返っていた。

『(うわ…どうしよう…美味しそうな匂いでいっぱい…)』

フードを深く被り直し、自分の席に向かう。私の席は廊下側の席。

『(良かった…窓側じゃなくて…)』

私は、吸血鬼の血が濃いため太陽の光が苦手だから窓側の席になったら終わり。毎日生き地獄だろう。

『(隣の子…まだ来てないみたい…どんな子なんだろう…)』

ふと、隣の席を見ると空席だった。まだ来てないらしい。すると、ガラッとドアが開いて長身の金髪メガネ君が入ってきた。そして、私の隣に座った。

『(すごい…この子美味しそう…)』

？「何か用？」

じっと見てたから、用でもあるのかと思ったのか隣の子が話しかけてきた。

『うぇ…？えっと…名前…聞きたくて…その…』

？「僕は、月島蛍。これで十分？」

月島蛍と名乗った隣の子は、白いヘッドホンを付けて音楽を聴き始めた。

『(月島君か…でも、あの声の人じゃない…かも…)』

あの声の人は、すぐに会えると言っていた。この子なのかな…

『(そんなこと…どうでもいい…食べたい…お腹空いた…)』

フードの下から見えたのは、人見知りの私じゃなくて真っ赤な目をしていた…

ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ

駄作★ しーくれっと( ^ω^ )頑張って繋げてぇぇぇ

next しーくれっと( ^ω^ )