谷地家の病弱少女は、人間と吸血鬼のハーフ！？ (ページ22)

今日:12 hit、昨日:0 hit、合計:20,661 hit

二十話ページ22

赤葦side

赤「烏野高校…ですか…？」

木「そう！合宿で一緒にやるらしい！！！」

烏野高校…そう言えば、俺の幼馴染みが宮城に転校しちゃって、それから会ってないなぁ。そして、当日…

赤「初めまして、烏野高校の皆さん。赤葦京治と言います。よろしくお願いします。」

烏野高校のメンバーを見ると、金髪の長身君の後ろから俺の幼馴染みが覗いていた。それも俺を美味しそうな目で。

赤「(あぁ…やっと、見つけた。A…きっと覚えてないだろうなぁ…)」

Aが吸血鬼だと言うことは、彼女のお父さんから聞いていた。

父「赤葦君。Aは、吸血鬼と人間のハーフでね…血が欲しくなっちゃう時があるかもしれないけど…」

すると、長身君とAが外に行った。そっちは、人目の付かない場所だ。俺も喉乾いたし、ちょっと見てみよう。

『毎回ごめんね、いただきます。』

がぶりと、真っ赤な目で首筋を見て、鋭い犬歯で首筋に噛み付いた。なんで…そんなに美味しそうにするんだよ…持っていた缶がカランと音を立てて落ちた。ギロリと真っ赤な目で睨んでくる。

『赤葦…京治…！？お前。見たな…？』

赤「やっぱりか。凄い、目をして俺を見てたし…何となく気づいてた。」

嘘だよ。全部知ってる。吸血鬼と人間のハーフだって。Aは、覚えてないのか今にも食い破ってきそうな勢いだ。でも、何かあったのか、

『私のことどう思う？』

そんな簡単な質問するの？A。

赤「吸血鬼に近いけど人間。」

君を守れるのは、俺だけだよ。金髪長身君何かにAを渡さないから。

『…誰にも言わないのなら、信じてあげても…いいのよ！』

赤「誰にも言わないよ。」

ツンデレなAに腕を差し出す。喰っていいよと言わんばかりに。Aは、がぶりと食べると一言。『美味しい。』

赤「俺の事、覚えてないの…A…」

それでもいいよ？これから、全部思い出させてみせるから。金髪何かに絶対に渡してなるものか。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

意味不明な文…しーくれっと、頑張って繋いでェェ

next しーくれっと