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ページ4

目を覚ました。
温かい空気と心地よい風が肌に触れる

周りを見渡すと水平線が広がっていて、曇り一つない晴天

光がまぶしくて目を細めると
目の前には

あの日消えたはずの彼女がいて。
少し目元が赤くなっていた


「なんでかなぁ...」
「私がわざわざこっちに来ないようにしたんだけどなぁ」




「なんで、こっちに来ちゃうのかなぁ」




「俺はお前に会いたくて仕方なかったんだが?」
「お前は違うのか?」



「....ッ私だって、会いたくて仕方なかったよ......!!!」


彼女は少し辛そうな顔で、琥珀色の瞳を潤ませながら、俺に抱き着いた
それに応えるようにめいいっぱいの力で。
花を抱えるように彼女を抱きしめた

「もう離さねぇからな」
「俺のマーメイド」

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作者名:Ray 自由人 | 作成日時:2022年3月3日 23時

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