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貴方となら ジョルノ ページ1

ジョルノside

出会いは本当に不思議だと思う
少し外を歩いていたら「そこから動かないでくれ!!!!!」なんて言われて数時間そこから離れさせてくれなかった。

彼女の名前はAというらしい、名前からじゃ想像つかない様な変な人。これが初対面時の彼女の第一印象

「本当にあなたはおかしな人ですね」
『黙って何を言うかと思ったらなんて失礼なことを言うんだ』

そして今僕は


こんなおかしな人に恋をしている



彼女は日本から来たウエディングドレスデザイナーらしく
イタリアは愛の国と言われる国だからアイデア探しの旅という事でここにいるらしい

そして、ネタ探しのため歩いていたら僕を見つけたという事だそうだ
あの時は今日はなんて日だと思っていたが
彼女と出会って数日で僕は彼女のとりこになってしまったらしい。


確かにおかしな人だとは思うしその考えは今でも変わらないが
彼女が描くドレスが本当に美しくて
そんなドレスを描く彼女も美しくて

ドレスに一生懸命な彼女に僕は惚れたんだと思う

僕はつい数か月前にギャングスターになった身で多くの犠牲があった上で今の僕がいる
夢は叶ったが、時々失った仲間たちを思い少し自信がなくなりそうな時がある

そんな時に出会った彼女は、自分のデザインに溢れんばかりの自信と愛が詰まっていた
彼女と僕は対照的な人間だ

彼女は僕の事情を知っているのか知らないのかとなれば、きっと知っているだろう。
最近は何処に行っても僕の名前が飛び交うから。さすがの彼女もそこまでバカではないと思いたい

『にしてもジョルノは本当に私の年下なのかよ』
『断然私より年上に見えるんだけど』
「それは、僕のほうが貴方より落ち着いているからだと思いますよ」
『クッソ生意気だなこの野郎』

だけど彼女はあった時とまるで態度を変えず接してくれる。
普通ならここから離れるとか多少は何かすると思ったけど
離れるどころか僕を見かけたら勝手に僕を連れまわす

本当におかしな人だ

『まぁ私は少し生意気なくらいが年相応で好きだよ』
「..........そうですか」

そしてこんなおかしな人を好きになってしまう僕も大概だ

「なら、年相応な僕の我満。聞いてくださいよ」

『おう、なんだ?あ。お高いリストランテで私持ちは勘弁んな』
「女性に持たせるなんてイタリアーノとして失格ですよ」
『わかったわかった、んでなんだ?』

少しでいいから貴方の



「ずっと僕のそばにいてくれませんか」
近くにいたい

海の君と海男の君 ブチャラティ→



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作者名:Ray 自由人 | 作成日時:2022年3月3日 23時

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