#10 久しぶり(1/3) ページ33
HJ🥟「ようやく会えた…ヒョン〜〜〜！！！」
IO「ぅおわっ！？」
ガヤガヤと賑わっている食堂で、久しぶりの再会を果たす。
相手はヒョンジン。入社したタイミングでカトクのやりとりはあったんだけど、中々お互いタイミングが合わずこうして入社し手数日経ってからの再会になったわけだ。
抱き着かれたまま列に並んで、オボンを持つ。
HJ🥟「久しぶりだねヒョン！！」
IO「なんかカトクで喋ってたから変な感じだねㅋ」
HJ🥟「俺も…言っててあれだけど、伊織ヒョンが本当にスカウト受けてくれて安心した…」
IO「あー…まあ途中ちょっとやめようか迷ったけどね…」
HJ🥟「やっぱり💢」
IO「あ、スープいる？」
HJ🥟「いる💢」
IO「ㅋㅋㅋ」
怒りながら俺の後をぴったりくっついてくるものだから、可愛くて笑ってしまう。
席に着くと、ヒョンジンのメニューはビュッフェ形式に関わらず俺と全く一緒で、それもまた可愛くて笑っていると今度は手が飛んできた。あぶな。
IO「いただきまーす」
HJ🥟「？…イタダキマスー」
IO「ㅋㅋ…そうだ、今ヒョンジンって個人練習の時間何やってるの？」
HJ🥟「個人練習？んー…最近はダンスの練習頑張ってるよ。前回の月末評価でダンスの指摘されちゃってさ。」
IO「そうなんだ」
美味しい食堂のご飯に舌鼓を打ちながら、何気ない話題で近況を聞いてみる。
そうか月末評価…そういえばそろそろだったな。練習してるものの、未だに俺が今JYPにいるのが現実味無さすぎて記憶おぼろげだけど。
HJ🥟「…ヒョンは？ダンスとボーカルの月末審査あるよね？」
IO「あー…ダンスは元々やってたから、今はボイストレーニングの方頑張ってるよ。先生の指摘凄くわかりやすいんだ。」
HJ🥟「へぇそうなんだ！いいなぁ、ダンス教えてよ」
思わぬ申し出に、少し動揺。箸でつまんでいた漬物が皿に落ちる。
IO「いっ…いや、俺教えるの下手だよ？」
HJ🥟「…基本の振り付け2週間でクリアしたのに？」
IO「！！え、その話なんで知ってるの？！」
HJ🥟「当たり前じゃん！確か入社日同じだった人と2人でだっけ？すごい噂で持ちきりなんだから…！」
うわまじか…ちょっとやり過ぎたかな…。
そりゃあ、俺だってミノのあの伝説を悪い方向に塗り替えるわけに行かないから頑張ったけど…俺も噂されてるなんて、なんか変な気持ちだ。(というかあんまり慣れないから嬉しいより複雑)
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 399人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ENTPの女(プロフ) - ハルカさん» コメントありがとう！ｵﾎﾎﾎﾎ嬉しすぎる…！書き溜めてる分を今放出した感じなので、続編ではすこーし更新頻度下がるかもしれませんが…流れとかは何となく固まってるので引き続き待ち侘びて頂けたら嬉しいです…❤ (2023年4月8日 9時) (
レス) id: 17100660b5 (このIDを非表示/違反報告)
ハルカ(プロフ) - 面白くて更新を待ち侘びる日々を送っています！笑 (2023年4月7日 21時) (レス) @page50 id: eedeff4b32 (このIDを非表示/違反報告)
ENTPの女(プロフ) - ひなふぃさん» コメントありがとうございます！私はこのコメントを読み返してニヤニヤしておりました…ﾍﾍ…嬉しい… ペースのお気遣いもありがとうございます！ここから更にメンバーとの絡みも増える予定なので、引き続き楽しんで頂ければと思います😊🙏 (2023年4月7日 6時) (レス) id: 17100660b5 (このIDを非表示/違反報告)
ひなふぃ(プロフ) - 面白すぎて何度も読み返してにやにやしてます！前世の設定や元s.tayの主人公の心境がすごく共感出来ました！これからも更新楽しみにしてます！主様のペースで無理せず頑張ってください〜！ (2023年4月6日 22時) (レス) id: 2b6895001b (このIDを非表示/違反報告)
ENTPの女(プロフ) - 雛さん» ｷﾞｬｱｱ嬉しすぎるコメントありがとうございます！1エピソードめちゃめちゃ長いですが楽しんでいただけて良かったです😭😭これからも頑張ります！ありがとうございます！ (2023年4月6日 6時) (レス) id: 17100660b5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ENTP | 作成日時：2023年4月3日 22時
