温度差が37°C ページ39
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生憎、Aの手には止血を試みれる様な代物は無く、刀が虚しく握られているだけだった。
罪悪感に押し潰されそうになりながらも、白髪の男_五条 悟_の元から離れ星奬体が今現在向かっているであろう所へと急ぐ。
ただ、必死に走って其処へと急いでいると黒髪の男とすれ違った。
嗚呼、この人も護衛なのか。
そう呑気に考えながらまた急ごうとすると刃物が近付いてきた。
「……………チッ」
『………!?!?な、なななななななんですか!?!?!?お、お金なら今ありません!!!!!!!!!!』
流石は神崎家のひとりっ子だな。と少々苛つきながら呟く黒髪の男に、内心ヒヤヒヤしながらも平然を装い、微笑み気味にその男の顔を見る。
………そして固まった。
『(何だろう、この人………既視感……………口元に傷?んんんん、思い出せない…)』
「(…やけにじろじろと見てくんじゃねぇか、コイツ。)」
暫く睨み合いが続いた頃、痺れを切らしたのか黒髪の男が声を荒げた。
「反撃してこねぇのか?なら、…俺からいくぜッ!!」
『………えぇ!?!?ちょ、待って下さいって!!!!!!!』
お金は持っていませんから〜〜!!!と制服であろうスーツのポケットを裏返して逃げ惑うAに黒髪の男は
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ゆっくり - 天才羨ましい、、そっか···神ってマジでいるんだ··· (2022年10月23日 10時) (レス) id: 7a9a52b587 (このIDを非表示/違反報告)
マリオット - 作者様一言よろしいでしょうか?スゥ貴方は神です!!!!!!(大声)天才です!!!!!!!!!(大声) (2022年8月19日 15時) (レス) @page42 id: 4a1e7dbbbb (このIDを非表示/違反報告)
袋(プロフ) - 森さん» あ"り"がと"う"ござい"ま"す"(号泣)アッ……………あれ、???私ってもしかして東大生だったのですかね???(錯覚)あー、成る程。私は東大生で今とても良い職場に勤めているんですよね(血涙)??ありがとうございます… (2022年7月29日 21時) (レス) id: e716f9f425 (このIDを非表示/違反報告)
森 - 袋様、語彙力を分けて下さいません???こんな神作品を書けるなんて、さては東大生ですか?! (2022年7月29日 0時) (レス) @page37 id: 16b29645b2 (このIDを非表示/違反報告)
袋(プロフ) - ひめさん» ありがとうございます…!!そんな、……表現の仕方が素晴らしいだなんて………!!(照)これからも張り切って書かせて頂きたいと思います……!!頑張ります〜! (2022年7月16日 22時) (レス) id: e716f9f425 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:袋 | 作成日時:2022年2月27日 2時