麦わらの天竜人ちゃん

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ナミ「一つだけある……！！」

ナミ「みんなコートでも羽織った方がいいわよ。これから先寒くなるから」

『？はーい』

ゾロ「寒ィとこに行くのか？深海じゃねェのか」

フランキー「バカヤロー深海の水は冷てェに決まってんじゃねェか！風呂だって熱いのは上冷てェのは下だろ！」

ウソップ「そうか！海も同じなら深海の水も上より下が冷てェのか！」

ブルック「ただ温度差があるだけではありませんよ？海の下層部は“深層海流”と呼ばれる私たちは普段目にできない巨大な海の流れがあるのです！」

ブルック「それは今ここにある“表層海流”とは全く別の動きをする海流です」

ウソップ「えェ！？海流の下に海流があんのか！？おめェ物知りだな〜」

ブルック「ヨホホ年季入ってますから！」

フランキー「しかもそれらは必ずどこかで繋がってんだ！西へ東へと別れたりくっついたりするだけじゃねェ上へ下へと浮上したり潜ったり…まるで巨大な龍のように」

フランキー「“海流”ってのは途切れることなく世界中を旅してんのさ！」

ブルック「聞いた話では“深層海流”とはずいぶんとゆっくり海底を流れるそうで…次に陽の当たる海面に浮上するまでに二千年もの時間がかかるといわれています」

「「「『二千年！？』」」」

ブルック「＿＿＿ええ…それゆえ暗い道の海底には数々の伝説も漂います……」



ブルック「“怪物”…！“呪い”…！“死者の魂”！！」


チョッパー「え〜〜っ！！深海オバケでんのか！？」

ブルックの言葉でガタガタと震え出すチョッパーと


ブルック「え！？出るんですか！？コワイッ！！」

自分で言ったはずなのに……何故かビビっているブルック

そして


ルフィ「わくわくしてきた！！」

うひゃーとわっくわくのルフィ

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