その後 �� ページ10
「ってことがこの前あったんだけどさ」
俺はポテチを摘みながら、さっきまでゲームをしていたフジに話す。
「Aちゃんも随分不思議だねー」
フジお得意の嘘笑い(苦笑)で曖昧に答えてくる。
だよなー、と俺も笑い流しながらまたポテチを摘んだ。
「あっ！」
「うわ、なんだよフジ」
「これってさ、どっちも細長いじゃん？」
「あー、言われたらそうだわ」
「細長い、イコールキヨって捉えられるよ！んで、キヨと似ているのがいたらお前嫉妬するじゃん？それをして欲しかったんだよ」
ブっ、と吹き出してからいやいや、と我に戻る。
「いや、考えすぎじゃね？」
そうかなー、と首を傾げるフジを笑ってから奥底でドキドキしてた自分がいた。
フジとは、その話で持ちきりとなって別れた。
帰り道でどうにも、フジが言ってたことが気になるので電話で確かめることに。
発信音のコールが数回したあと愛しい彼女の声が聞こえてきた。
「もしもし」
『あ、キヨ？どしたの？』
心臓の鼓動が電話越しに伝わってしまいそうな程ドキドキする。
なんと切り出せばいいか分からずに曖昧に聴いてみると。
『あ、あのこと？私が定規好きでさー。
あれね、ほんとはね..」
電話を切ったあと、思わずしゃがみこんでしまう。
「あーーーー、かわいい」
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ふくふく(プロフ) - 佳奈さん» コメントありがとうございます！更新遅れちゃって申し訳ないです、これからまた頑張ります (2019年8月1日 6時) (
レス) id: 2cb58a5535 (このIDを非表示/違反報告)
佳奈(プロフ) - 死にます。マジで。更新頑張ってください！！ (2019年7月23日 10時) (レス) id: 126972c2b9 (このIDを非表示/違反報告)
ふくふく(プロフ) - 碧さん» ありがとうございます！楽しんでもらえて嬉しいです〜！更新頑張りますね (2019年7月4日 21時) (レス) id: 2cb58a5535 (このIDを非表示/違反報告)
碧 - とても面白いです！執筆頑張ってください！ (2019年7月4日 20時) (レス) id: 44684bfe2b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふくふく | 作成日時：2016年12月7日 22時
